兵庫県たつの市にて行った店舗外壁塗装工事の様子をお届けいたします。
まずは塗装前に、塗装面を整えるためのケレン作業を行います。
ケレン作業と聞くと鉄部や金属屋根などを思い浮かべる方も多いですが、木部塗装でも行われます。
木材への塗装は実は難しい作業で、耐用年数が10年の塗料を使っても、木部の場合は3~5年ほどしか塗膜を維持できない場合もあります。
そのため、できる限り塗膜を長持ちさせるために必要なのがケレン作業なのです。
また、ケレン作業ではサンドペーパーや工具を使い、わざと塗装面に傷をつけていきます。
傷をつけることによって塗装面と塗膜の接着面が増えるため、結果的に密着度が強くなるのです。
ケレン作業が終われば、下塗りを進めます。
今回は木部専用の下塗り剤を使用しています。
下塗りはこの上に塗り重ねていく中塗り・上塗り塗料の密着を左右する重要な工程です。
下塗りが乾けば、続いて中塗り・上塗りと作業を進め仕上げていきます。
こちらが塗装後の様子です。
白く美しい美観が蘇り、お客様にも大変喜んでいただけました。