お客様のお悩みやご依頼のきっかけ
京都市山科区にお住まいのお客様より、「前回の塗装から年数が経ち、そろそろ外壁と屋根の塗り替えを検討したい」とのお問い合わせをいただきました。
提案内容
現地調査を行ったところ、外壁や屋根に目立ったひび割れや雨漏りなどの大きな劣化はなかったものの、防水性や美観の低下が見受けられる状態でした。
そのため今回は、外壁・屋根ともに3回塗りによる塗装メンテナンスをご提案。
屋根にはタスペーサーを挿入し、雨漏りリスクを抑えるための適切な通気構造の確保も同時に行いました。
色選びでは、ツートンカラーをご希望されており、落ち着いた中にも個性が光るモダンな印象へと仕上がりました。
京都市山科区にて行った外壁・屋根塗装工事の様子をお届けいたします。
施工中
高圧洗浄
まずは高圧洗浄から作業スタートです。

塗装を行う前は外壁・屋根ともにしっかり高圧洗浄を行います。
高圧洗浄をしっかり行わずに塗装してしまうと、壁面への塗膜の密着が悪くなり、耐用年数を迎えるよりずっと早く塗膜剥がれや浮きが起こります。
仕上がりだけでなく5年、10年後もお客様が快適にお過ごしいただけるよう、基礎的な作業や下準備もしっかり丁寧に行っていきます。
外壁塗装
続いて、本格的に外壁塗装工事へと移っていきます。

塗装工事においては下塗り・中塗り・上塗りの三回塗りが基本となります。
屋根塗装
続いて屋根塗装ですが、屋根の破損部にはコーキングで補修を施し、タスペーサーを挿入後に仕上げ塗りへと移っていきます。

タスペーサーは、屋根塗装の際に屋根材の隙間へと差し込んでいく板状の道具です。
屋根の上からそのまま塗装をしてしまうと、屋根材の隙間に塗料が入り込んでしまい、そのまま塗膜が隙間を塞いでしまうことになります。
そうなると、雨水の流れが変わってしまい、予期せぬ箇所に雨水が流れ込んでしまったりする可能性が高くなり、結果的に雨漏りを引き起こします。
屋根を適正な状態に保つため、屋根材の隙間を作るのがタスペーサーの役割となります。
屋根材にコロニアルが使われているスレート屋根ではほぼ行われている工程と言えるでしょう。

【参考記事】
スレート屋根塗装で必須の「タスペーサー」について解説
施工前・施工後
最後に、破風などの付帯部を塗装して完了となります。

こちらがビフォーアフターの様子です。
近年人気のツートンカラー、落ち着きの中にも個性とオリジナリティが光るモダンな雰囲気の外壁に仕上がりました。
担当者のコメント
この度は、数ある塗装会社の中から当社をお選びいただき、誠にありがとうございました。
塗装工事というと「塗る」部分に注目が集まりがちですが、実はその仕上がりを左右するのは、高圧洗浄や下塗りといった“見えない工程”の丁寧さにあります。
特に屋根塗装では、塗膜の厚みによって通気がふさがれてしまうと雨漏りを引き起こす原因にもなります。
今回はタスペーサーを使用し、構造を維持したまま塗装ができるよう配慮いたしました。
仕上がったツートンカラーもご好評いただき、私たちとしても嬉しい限りです。
今後も定期点検やメンテナンスについて気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください!
| 現場住所 | 京都府京都市 |
|---|---|
| 施工内容 | 屋根・外壁塗装 |
| 施工箇所詳細 | 屋根・外壁 |






























