



お客様のお悩みやご依頼のきっかけ
千葉県千葉市にて、会社の事務所を建設されたオーナー様からのご依頼です。
新築工事に伴い、屋内の鉄骨階段のササラと天板の部分塗装を承りました。
提案内容
2階建ての階段全てを塗装させていただきました。
鉄部・木部と素材が異なる部分がございましたので、適正な塗料を使い分けております。
施工前
新築のため、まだ各パーツが塗装されておらず、そのままです。
サビに対しても抵抗力がない状態ですので、一から万全に施工していきます。
施工中
ケレン作業
金属製の付帯部の塗装を行う上で、欠かせないのが研磨です。
用語ではケレンとも呼び、研磨用たわしなど数種類の工具を必要に応じて使い分けます。
今回は新築のため、電動研磨具が要るようなサビなどはありませんので、手作業で時間をかけて行わせていただきます。
こちらのページから、研磨の種類と必要性について詳しい解説がご覧いただけます。
外壁の塗装だけに言えることではなく、全塗装工事に共通して大切なことがらですので、ぜひお役立てください。
塗装 下塗り
「下塗り」と聞いても、あまりイメージがない方もいらっしゃるかもしれません。
上塗りに使う塗料が下塗り機能まで兼ね備えている場合以外は、必須となる工程で、下地(階段パーツ)と上塗り塗料とを接着するはたらきがあります。
これにより、水にさらされたり、年月が経って塗膜が脆弱化してきても、すぐに剥がれる心配がありません。
写真にもある天板部分の下地は木質素材でしたため「水性ウッドベース」を使用しています。
中塗り・上塗り
ここからは「ファインウレタン」という塗料に持ち替えます。
コスパに優れ、様々な下地と相性が良く、肉厚で丈夫な膜を作ることができます。
現場で材料を調合・攪拌して適正な濃度にする必要があるため、このような場合は、悪質業者によっては不正に塗料を薄めて価格を安くしているケースもみられます。
見積書の時点で、不明瞭な工程がないか、塗料の費用をはっきりお客様に伝えているかどうか、などの点で見極めていただくことが大切かと思います。
隅まできっちりと塗りこむのは基本中の基本。
細かい形状の部分であったり、別の建材と接している部分などは、小さなハケで先に塗っておきます。
階段は、全箇所において、摩擦を受けることによる劣化が起きやすいもの。
長年の消耗に耐えられる強い塗膜にしていきます。
最後に上塗りで整った表面に仕上げ、乾燥させたら工程完了です。
写真はササラ(段の横の板)の上塗りです。
耐摩耗性・剥がれにくさ、色持ちの良さを備えた塗装ができました。
完工
お客様に最終確認をいただいて、1日で完工致しました。
今回は部分的な塗装のご依頼でしたため、限られた範囲とはなりますが、長持ちする仕上げにさせていただきました。
担当者のコメント
こちらの工事を施工したのは、千葉県千葉市の老舗塗装店 クリーンペイントです!
この度は、クリーンペイントへご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。
鉄骨部はどうしてもサビが大敵であり、屋外の鉄骨階段であればさらにリスクは大きくなります。
使用されている塗料によってもメンテナンス時期は異なりますので、そろそろ時期かな?とお考えの方は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
部分塗装も、大規模塗装も、一般的な工事より「ひと手間加えた」品質をお約束させていただきます。
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現場住所 | 千葉県千葉市花見区 |
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施工内容 | 鉄骨階段塗装 |
施工箇所詳細 | 内部鉄骨階段 |
施工期間 | 1日 |
工事金額 | 20万円 |
その他使用建材 | 上塗り:ファインウレタンU200 木部下地下塗り:水性ウッドベースⅡ |