兵庫県西宮市中須佐町にて行なった外壁・屋根塗装工事の様子をお届けします。
今回、定期的な外壁のメンテナンスということで塗り替えのご依頼をいただきました。
屋根には若干のひび割れや欠けがありましたが、外壁には目立つひび割れなどもなくまだまだ綺麗な状態でした。
この「綺麗な内に塗り替えを行う」というのが外壁・屋根にとって非常に重要です。
メンテナンスを怠れば、外壁も屋根も各種様々な劣化症状が現れます。
劣化症状は放置しても直ることは決してありませんし、放置すればするほど状態は悪くなり、塗り替えの際に塗装だけでなく修繕費用も嵩んでしまいます。
「劣化が起こる前に、早め早めに塗り替えて耐久性・防水性を維持する」、これが塗装の鉄則です。
工事に入りますが、まずは高圧洗浄・養生と塗装の下準備を行います。
続いて、屋根塗装に移りますが、こちらもまずは塗装前の下処理として、欠けやひび割れの補修を行います。
細かな欠けやひび割れであっても、しっかり補修をせず残してしまえば、思わぬ箇所からの雨漏りに繋がりかねません。
補修漏れがないよう慎重に時間をかけて補修を行っています。
屋根の補修が終わればいよいよ屋根塗装です。
まず最初に、素材が金属の棟板金には錆止めを入れています。
棟板金は屋根の頂上部分に設置される部材ですが、屋根の中で最も雨風の影響を受けやすく、素材が金属のため錆止めは必須となります。
棟板金が錆びると棟を止めている釘まで錆びてしまい、棟板金の浮きや剥がれにつながってしまい、結果的にその箇所から雨漏りが発生することもあります。
塗装工事はこういった仕上がりではわからなくなるような部分の下処理が非常に重要です。
屋根塗装が終われば外壁塗装です。
こちらも屋根と同じように金属部分には錆止めを入れますが、ケレン作業も決して忘れてはなりません。
どれだけこのケレン作業を丁寧に行なったかで、金属部分の塗装の仕上がりは大きく変わってきます。
こちらも仕上がりの時点ではわかりにくい作業ですが、5年10年と年月が経過した際に塗膜の浮きや剥がれが起こるかどうかが全く違います。
もちろん仕上げ塗りとなる上塗りも大切ですが、実は塗装工事はこういった下処理をどれだけ丁寧に確実に行うかが大切な工事なのです。
下塗り・中塗り・上塗りと3回の塗装工程を経て、ようやく完工となります。
施工前は白色の外壁でしたが、やはり汚れが目立ちやすいということで今回は落ち着いた色合いのベージュで仕上げています。
もちろん美観だけでなく、耐久性・耐候性・防水性などもしっかり蘇り、工事後も永く快適にお過ごしいただけるようになっています。
綺麗になった自宅をご覧いただき、施主様にもお喜びいただけました。
現場住所 | 兵庫県西宮市 |
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施工内容 | 外壁塗装、屋根塗装 |
施工箇所詳細 | 屋根全体、外壁全体 |