
お客様のお悩みやご依頼のきっかけ
横浜市にお住まいのお客様より、外壁が劣化して汚れが目立ってきたので外壁塗装を行ってほしいとご依頼いただきました。
現地に伺ったところ、全体に汚れが目立っていました。
提案内容
しばらくメンテナンスをしておられず、塗装のタイミングでしたので外壁塗装と軒天・軒桶・鼻隠し・破風・縦桶・水切り・シャッターボックス・木部などの付帯部塗装をご提案いたしました。
外壁塗装の様子
それでは外壁塗装の様子をご紹介します。
足場組立・高圧洗浄
外壁塗装の前に足場組立・高圧洗浄を行いました。
足場の組立が完了しました。
足場は作業員の安全確保のため、現場の境界線から水平距離が5m以内で、地盤面から高さが7m以上の場合必ず設置することになっています。
次に高圧洗浄を行います。
今では当たり前に行う高圧洗浄ですが、昔は高圧洗浄を行わない時代もありました。
しかし、塗装工事の技術や施工レベルが上がるにつれて、今では高圧洗浄は必須の工程となりました。
やはり高圧洗浄で一度余計な付着物などを取り除くことで、塗料の付着力や耐久性が増します。
雨戸部分もしっかり洗浄します。
外壁塗装の下処理の重要性については、こちらのコラムで解説していますのでご覧ください。
軒天塗装
軒天部分の塗装(一回目)を行いました。
こちらが2回目の塗装です。
軒天部分は汚れや劣化が目立ってしまう箇所です。
また軒天が痛んでしまうと、屋根の野地垂木や野地板、破風板、構造材等などの劣化にもつながり、最悪の場合雨漏りに発展してしまいます。
そうなってしまうと各材料の取り換え工事が必要になる場合があり、かなりの費用が掛かってしまいます。
そうならないためにも、このようにしっかり軒天部分の塗装を行います。
軒桶塗装
軒桶の塗装の様子です。
鼻隠し塗装
鼻隠しの塗装の様子です。
破風塗装
破風です。
付帯塗装は細かく丁寧に塗ることが鉄則です。
付帯部塗装の必要性については、こちらのコラムで解説していますのであわせて参考にしてみてください。
縦樋の塗装を行いました。
縦樋の二回目の塗装です。
余談ですが、樋はお家を守るために非常に重要な役割を果たします。
樋がないと、屋根の上に降った雨水は一気に下方に流れ、跳ね返しの汚れを生じたり、土台部分に水が溜まり腐らせてしまうことに繋がります。
そこで樋は排水溝のような役目を果たし、雨水を効率よく排除してくれます。
また樋は定期的に清掃を行わないと詰まりを起こしてしまうこともあります。
枯れ葉やごみが溜まるとそうなってしまいます。
水切り塗装
水切りの塗装、一回目と二回目です。
シャッターボックス塗装
シャッターボックス一回目、二回目の塗装です。
外壁 吹き付け作業
外壁の吹き付け(下吹き・中吹き・上吹き)を行った時の様子です。
外壁塗装には「手塗り(刷毛・ローラー)」と「吹き付け」に分かれ、塗装の対象となるものやお客様のご要望によって使い分けます。
まずは下吹きを行います。
下吹きが乾いたら、中吹き・上吹きを行います。
今回使用したのはエスケー化研の「水性セラミシリコン」です。
吹き付け用のコンプレッサーを使用してムラのできないように吹き付けていきます。
中吹きのあとは上吹きを行って仕上げていきます。
吹き付けのメリットは多くありますが、
- 複雑な模様や重厚感のある仕上げなど、多用な仕上がりを作れること
- 補修の跡がつきにくい
などが挙げられます。
デメリットは、塗料に無駄が出てしまうことです。スプレー状で塗装するのでどうしてもまばらに散らばってしまいます。
そしてもう一つのデメリットは、現在の塗装職人に「吹き付け」のできる方が減っていること、できたとしても技術が低いことが挙げられます。
特に若い職人さんは吹き付けを覚える前に独立してしまったりすることもあり、一概に吹き付けを業者に依頼しても仕上げりに差が出てしまいます。
当社では職人全員が高い技術力を持つことを心掛けているので、若い人にも徹底的に吹き付けの指導を行います。
塗装職人をやるからには一流になってもらいたいと思っています。
色変え塗装
色変えの一回目・二回目の塗装の様子です。
木部塗装
木部のキシラデコールによる塗装の様子です。
タッチアップ・完工
仕上げのタッチアップを行い、無事完工です!
しっかりとキレイになりました!
外壁塗装は建物を長く維持するために大切な工事です。
定期的なメンテナンスを行うことで家の寿命が延びますし、安心してお過ごしいただけるようになります。
現場住所 | 神奈川県横浜市 |
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施工内容 | 外壁塗装・付帯部塗装 |
施工箇所詳細 | 外壁・軒天・軒桶・鼻隠し・破風・縦桶・水切り・シャッターボックス・木部 |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | セラミシリコン(エスケー化研) |
工事金額 | 1,100,000円 |
その他使用建材 | 木部・キシラデコール |