ベランダ防水と外壁塗装、同時施工で費用を抑えるコツとは?

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ベランダ防水と外壁塗装、同時施工で費用を抑えるコツとは?

この記事は約6分で読むことができます。

「ベランダの床がひび割れてきた」「そろそろ外壁塗装の時期かも」

そんなふうに感じている方へ向けて、この記事ではベランダ防水と外壁塗装を同時に行うメリットや注意点、費用を抑えるためのポイントを詳しく解説していきます。

実は、これらの工事は別々に行うよりも、同時施工の方が工事費用も手間もグッと抑えられる可能性が高いのです。

施工タイミングで迷っている方も、ぜひ参考にしてみてください。

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ベランダ防水と外壁塗装は同時にできる?

どちらも塗装系の工事だから同時進行が可能

外壁塗装とベランダ防水は、どちらも塗料や防水材を用いた“表面保護工事”という点で共通しています。

外壁は建物全体を、ベランダ防水は下階への漏水を防ぐという役割を担っており、どちらも経年劣化により再施工が必要になります。

また、使用する足場も共有できるため、同時に施工することは理にかなっているのです。

足場代の節約につながるのが最大のメリット

外壁塗装を行う際には、ほぼ必ず足場を組む必要があります。

この足場設置には、一般的な2階建て住宅でも15万円〜25万円程度の費用がかかることがあります。

ベランダ防水を別のタイミングで行うと、再度足場を組む必要が出てきてしまい、そのたびに費用が発生してしまいます。

だからこそ、「足場代を一度で済ませられる」同時施工がおすすめなのです。

ベランダ防水の基本と劣化サイン

ベランダ防水の役割とは?

ベランダやバルコニーは、屋根があっても風雨にさらされる場所です。

そのため床面は防水層で守られており、雨水の侵入を防いでいます。

防水層が劣化すると、下階への雨漏りや内壁の腐食などにつながる恐れがあり、住宅全体の寿命にも関わってくるのです。

こんな症状が出ていたら防水工事のサイン

・表面に細かいひび割れがある
・防水層のふくれや剥がれがある
・雨が降ったあと、水たまりがなかなか引かない
・カビや苔が繁殖している
・室内側の天井や壁にシミが出てきた

こうした症状が見られたら、早めに専門業者へ相談しましょう。

劣化を放置すると、補修では済まず全面的な防水層の再施工が必要になるケースもあるのです。

外壁塗装との同時施工のメリットとは?

① 工事費用を抑えられる

外壁塗装もベランダ防水も、基本的に足場を設置してから作業を行います。

別々に施工するとなると、それぞれのタイミングで足場費用が発生するため、単純に足場代が2倍になってしまうのです。

しかし、同時に行えば足場は1回組めば済みます。

たとえば、一般的な住宅で20万円前後の足場費用がかかるとすれば、それを1回分節約できるだけで大きなコストダウンになるでしょう。

② 工期が短縮される

塗装や防水工事には、天候や気温、湿度などの条件に左右される日も多くあります。

別々に施工すると、その分だけ工事のスケジュール調整が必要になり、生活への影響も長く続く可能性があります。

一方、同時施工であればスケジュールを一括管理でき、トータルの工期も短く済ませることができるのです。

③ 色や仕上がりの統一感が出る

外壁塗装とベランダ防水は、それぞれ仕上がりの「色合い」や「質感」に影響を与えます。

別々に施工してしまうと、色の選定や材料の種類が微妙にズレてしまい、全体の見た目に統一感がなくなることも。

同時に施工することで、外観全体のデザインやトーンを合わせやすくなり、より美しく仕上げられるというメリットもあります。

同時施工で費用を抑えるための具体的なコツ

① 事前に工事内容をしっかり整理しておく

外壁塗装とベランダ防水をまとめて依頼する場合、業者側に必要な工事の範囲を明確に伝えることが大切です。

現地調査の際には、ベランダやバルコニーの床、手すり、排水口まわりまで確認してもらいましょう。

曖昧なままだと、あとから「追加工事」が必要になり、結果的に費用が増えてしまうこともあります。

② 同じ業者にまとめて依頼する

それぞれ別の業者に発注すると、現場管理や日程調整に余計な手間がかかりやすくなります。

防水工事と塗装工事の両方に対応している業者であれば、工程もスムーズに進み、費用の面でも割引交渉がしやすくなるでしょう。

「外壁塗装+ベランダ防水セットプラン」などを用意している業者もありますので、チェックしてみてください。

③ タイミングを見逃さない

外壁塗装の耐用年数と、防水層の耐用年数は必ずしも同じではありません。

たとえば、シリコン塗料の外壁が10〜13年のサイクルなのに対し、ウレタン防水層は8〜12年が目安です。

そのため、どちらかの劣化サインが見えた時点で、もう一方の点検も一緒に受けることをおすすめします。

この判断が、結果的に費用を抑えつつ最適な施工時期を逃さないポイントになるのです。

見積もりのチェックポイントと注意点

外壁塗装とベランダ防水を同時に行う場合、見積もり内容が明確かどうかが非常に重要です。

見積書はただの「金額の一覧」ではなく、工事の中身を可視化するための大切な資料なのです。

① それぞれの工事項目が分かれているか確認する

見積書には、「外壁塗装一式」「防水工事一式」とだけ書かれているケースがあります。

しかしこれでは、どの部位にどんな工事がされるのかが分かりにくく、追加請求トラブルの原因になることもあります。

たとえば以下のように、工事項目ごとに分かれていることが望ましいでしょう。

  • 外壁塗装:足場設置、洗浄、下塗り、中塗り、上塗り
  • ベランダ防水:ケレン(下地処理)、プライマー塗布、防水層形成、トップコート

項目ごとの数量・単価・合計金額が書かれているかもチェックしてください。

② 塗料・防水材の種類とグレードが記載されているか

「シリコン塗料」「ウレタン防水」などの名称だけでなく、製品名やメーカー名が記載されているかが大切です。

これにより、使用される材料の耐久性・実績・価格帯を自分でも調べることができます。

グレードが異なれば、耐用年数や費用に大きな差が出ます。

不明瞭な場合は、見積もり段階で業者にしっかり確認することが安心への第一歩です。

③ 保証内容やアフターケアの有無も確認を

防水工事も塗装工事も、施工後に不具合が出る可能性はゼロではありません。

そのため、どの部分に、何年の保証がつくのかを明記してもらうことが重要です。

また、「施工後1年以内に点検があるか」「保証範囲に雨漏りが含まれるか」など、保証の範囲や対応体制についても確認しておくと安心です。

タイミングを逃さないためのチェックリスト

外壁塗装やベランダ防水のタイミングを見極めるには、日々のちょっとしたサインに気づくことが大切です。

以下に、自宅で確認できるポイントをチェックリストとして紹介します。

外壁チェックポイント

・壁を手でこすったときに白い粉(チョーキング)がつく
・色がくすんできたり、塗膜が浮いてきている
・コーキング(目地材)にヒビや痩せがある
・ヘアクラック(細かいひび割れ)が目立つ

ベランダチェックポイント

・防水層にヒビ・膨れ・剥がれがある
・排水口付近に水たまりができる
・表面のトップコートが色あせている
・踏んだときにベコベコと沈む感じがある

これらの症状がひとつでも見られる場合は、早めの専門業者への相談がおすすめです。

とくに外壁とベランダ両方に劣化の兆候があるなら、同時施工を検討する絶好の機会といえるでしょう。

業者選びのポイントとは?失敗しないために確認すべきこと

外壁塗装やベランダ防水の工事は、どの業者に依頼しても同じというわけではありません。

とくに「外壁塗装とベランダ防水の同時施工」を希望する場合は、業者選びの段階から慎重に見極めることが、成功の鍵となります。

施工内容や費用だけでなく、信頼性・対応力・実績・説明の丁寧さといった「目に見えにくい部分」にこそ差が出るため、以下のチェックポイントを参考にしてください。

① 塗装も防水も自社施工で対応しているかどうか

表面的な価格の安さだけで業者を選んでしまうと、あとになって思わぬ落とし穴が見つかることもあります。

とくに注意したいのが、「塗装は自社施工だけど、防水工事は下請け(外注)」というケースです。

一見スムーズに見えるものの、外注業者が入ることで次のようなリスクが発生します。

・工事の工程管理が分断され、スケジュールにズレが生じやすくなる
・施工ミスやトラブル時の責任の所在が不明確になり、対応が遅れる
・打ち合わせ内容が正確に伝わらず、仕上がりのズレや認識違いが生じる

これに対して、塗装と防水の両方を一括して自社で請け負う業者であれば、工程管理や品質管理が一元化され、信頼性が高まります。

また、現場の状況に応じて柔軟な対応ができるのも、自社施工の強みです。

たとえば天候の影響や下地の状態により工期が変動する場合でも、担当者同士の連携がスムーズに取れるため、工事が滞りなく進みやすいのです。

② 施工実績を具体的に見せてくれるか

業者選びの際には、「過去の施工実績」こそが最大の信頼材料となります。

経験豊富な業者であれば、これまでに手がけた工事のビフォーアフター写真や、作業の様子、使用塗料などを具体的に提示してくれるでしょう。

とくに、「外壁塗装とベランダ防水を同時に行った事例」が掲載されていれば、施工の流れや仕上がりイメージがつかみやすくなります。

また、以下のような情報もチェックポイントです。

・施工事例が自社ホームページやSNSで紹介されているか
・地域や住宅の築年数が近い事例があるか
・担当者のコメントやお客様の声が写真とともに掲載されているか

逆に、実績の提示を渋ったり、実例が極端に少なかったりする場合は注意が必要です。

「写真はありません」「詳細はお見せできません」といった対応の業者は、実績に自信がない可能性もあるため、比較検討の対象から外した方が賢明でしょう。

③ 現地調査を丁寧に行ってくれるか

見積もりの前に行う現地調査は、塗装や防水工事を成功させるための“診断”ともいえる大切なステップです。

良心的な業者ほど、この工程を丁寧に時間をかけて行います。

具体的には、以下のような項目をしっかりと確認してくれるかどうかがポイントです。

・外壁のひび割れや塗膜の剥がれ、チョーキング(白い粉)の有無
・ベランダ床面の防水層の浮きやひび割れ、勾配(排水性)の確認
・コーキングの劣化や雨染み跡の有無
・下地材の種類、劣化の進行度合い

これらを正確に把握したうえで、「この材料が適している」「ここの防水層はやり直しが必要」など、根拠に基づいた提案をしてくれる業者こそ信頼に値します。

一方で、次のような業者には注意が必要です。

・目視のみで数分で済ませてしまう
・建物を見ずに「一律で〇〇万円」と即答する
・説明が曖昧で「とりあえず塗れば大丈夫」と言い切る

こうした対応の業者は、工事の質にも不安が残るため、慎重に見極めることが大切です。

まとめ

外壁塗装とベランダ防水を同時に行うことで、足場代を節約できるだけでなく、工事のスケジュールも一括管理できるという大きなメリットがあります。

それぞれを別々に依頼するよりも、コスト面でも時間面でも効率が良く、結果として住まいの寿命を延ばすことにもつながるのです。

とはいえ、同時施工を成功させるためには、正確な診断と明確な見積もり、そして信頼できる業者選びが欠かせません。

気になる劣化症状がある方や、築10年を超えたご自宅にお住まいの方は、まずは一度プロに状態を見てもらうことをおすすめします。

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Q&A

Q1. 外壁塗装とベランダ防水、どちらを先にやるべき?

A. 基本的には同時施工がベストですが、どうしても分ける場合は「外壁塗装を後」にするのが理想です。

なぜなら、防水工事の際にトップコートなどが外壁に付着する可能性があるためです。

ただし、状況や業者の段取りによって異なるため、現場調査時に相談するのが安心でしょう。

Q2. ベランダ防水にも種類があるの?どれを選べばいい?

A. 主にウレタン防水、FRP防水、シート防水の3種類があります。

戸建て住宅のベランダでは、柔軟性とメンテナンス性の高い「ウレタン防水」が多く選ばれています。

軽量かつ硬質な「FRP防水」も人気ですが、素材や構造との相性、費用、施工性をふまえて選ぶ必要があります。

Q3. 一度に工事をすると、日数はどれくらいかかる?

A. 建物の規模や劣化状況にもよりますが、外壁+ベランダの同時施工で約10〜14日程度が一般的です。

天候によって延びることもあるため、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。

施工期間中の生活の影響なども、事前に業者から説明を受けておくと安心です。

Q4. 外壁塗装だけを先にやって、後から防水工事を追加しても大丈夫?

A. 可能ではありますが、足場の再設置が必要になったり、外壁の一部を傷つけるリスクがあります。

結果的にコストが高くなることも多いため、できれば同時に計画する方が効率的でおすすめです。

Q5. 同時施工って本当にお得?どのくらい安くなるの?

A. 足場代(平均15〜25万円)を1回で済ませられるため、それだけでも大きな節約になります。

また、工程の一括管理により職人の移動コストも削減でき、全体として5〜10万円以上のコストカットにつながることもあるのです。

「近くで信頼できる外壁塗装業者を選びたい」「外壁塗装業者の選び方がわからない」という方は、ぜひ「ペイントGO」を活用してみましょう。

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この記事を監修した塗装職人

TOP PAINT代表:岸本 亮佑

大阪府枚方市を中心に活躍する塗装職人。
地元枚方で塗装一筋20年のベテラン職人。
お客様に「ありがとう」と言って頂けるように、丁寧に心を込めて施工致します。 ただ塗り替えるだけではなく1つの作品を創り上げる気持ちで塗装を行っています。 お客様の声に耳を傾けながら最後まで責任を持って施工致します。

外壁塗装の豆知識を読んでいただきありがとうございます。

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あわせてお読みいただきたい外壁塗装の豆知識をご紹介しますので、ぜひご一読ください。

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