愛知県岩倉市にて行った外壁塗装工事の様子をお届けします。
今回の現場は築51年、現状雨漏りなど大きな被害は起こっておらず、外壁の色褪せや汚れが気になるとのことで、定期的なメンテナンスとして塗り替えのご依頼をいただきました。
外壁に色褪せが起こったからといった、今すぐに何か不具合が起こるということはありません。
しかし、色褪せは外壁の劣化の初期症状ということも忘れてはいけません。
外壁の色褪せは、主に「紫外線によるダメージ」「塗料の化学組織の変化」、この2つの理由で発生します。
紫外線を受けることで塗料の結合組織が破壊され、塗膜部分が変色する、あるいは雨水(酸性雨)によって塗料の化学組織が変化している訳です。
やはり建物にとっての天敵は紫外線と雨であり、それら外的要因から建物を守るのが塗装です。
つまり、色褪せが起こるということは、塗膜が徐々に機能しなくなってきているからなのです。
もしご自宅の外壁・屋根に色褪せが起こっていても焦る必要はありませんが、前回の塗装から10年以上経過している場合は、専門業者による外壁・屋根診断を仰いでみるのがおすすめです。
まずは高圧洗浄から工事スタートです。
洗浄した外壁が乾いたら、下塗り、中塗り、上塗りと塗料を重ねていきます。
今回は、ご予算の都合上一面のみの塗装をさせていただきました。
建物の立地によっては、外壁一面のみ日当たりが良くその面だけ劣化が進行する、あるいは建物の構造上、一部だけが雨水に晒されて錆が酷くなるといったケースもあります。
ただしそうでない場合は、一面だけしか劣化が進んでいないという状態にはならず、残りの面も同じように劣化が進んでいるものです。
塗り替えを行う際は、外壁だけでなく屋根、そして付帯部と建物全体でメンテナンスしてあげるのが理想です。
色褪せが無くなり、綺麗になった住まいをご覧いただき、施主様にお喜びいただけました。
現場住所 | 愛知県岩倉市 |
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施工内容 | |
施工箇所詳細 |