朝顔(あさがお)とは、落下物の予防を目的として傘状に架設する足場を指します。
道路に面した現場では、足場の上から道具や部材を落としてしまった場合、通行人に危害が加わる恐れがあります。
そこで、地面に落下物が落ちるのを防ぐために、水平よりも若干上向きに角度をつけて設置されます。
その姿が朝顔が咲いているように見えるため、朝顔と呼ばれます。
ちなみに、足場の高さが10m以上の場合は1段以上、高さが20m以上では2段以上の朝顔の設置が義務付けられています。
また、はみ出す長さについても、足場から水平距離で2m以上斜めの角度は20度以上と定められています。