外壁塗装の費用・相場はどうやって決まる?見積書の見方や詳細を徹底解説!

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外壁塗装の費用・相場はどうやって決まる?見積書の見方や詳細を徹底解説!

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外壁塗装の費用・相場はどうやって決まる?単価や見積もりをプロが解説!

外壁塗装は家具家電などの生活用品と違い、定額というものが存在しません。
なぜなら、塗装する面積や外壁の状態、さらに使用する塗料によって価格が大きく変わるためです。
ただし、業者ごとに出してくる見積もりの金額に違いはあれど、おおよその相場というのは決まっており、値段が高すぎる場合はもちろん安すぎる場合も悪徳塗装業者である可能性があります。
適正価格で、さらに言えば品質の良い塗装工事を実現するためには、ぜひとも塗装工事の費用相場は知っておきたいところです。
こちらのページでは、坪数ごとの費用相場や塗料ごとの費用相場、そして外壁塗装の費用を決定する見積書に記載されている各項目ごとの費用相場をご紹介します。

ペイントGOから皆様へ

外壁塗装を検討する上でやはり一番気になるのは工事の費用ではないでしょうか?
ここでは見積書の細かい見方や、各塗装工事の工程における費用相場の詳細を掲載していますので、ぜひご一読いただいて失敗の無い、そして満足度の高い外壁塗装を行なっていただければと思います!

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まずは坪数ごとの外壁塗装の費用相場を知ろう!

まずは坪数ごとの外壁塗装の費用相場を知ろう!

どうやって外壁塗装の費用が決まるのかを知る前に、まずは坪数ごとの費用相場を見てみましょう。
ただし、下記の料金表はあくまでも相場であり目安ですので、外壁の状態が悪かったり(修繕工事を必要とする場合)、高価な機能性塗料を使用した場合には相場を超えることもあります。

坪数
費用相場
20坪
約40~70万円
30坪
約60~100万円
40坪
約80~130万円
50坪
約100~160万円
60坪
約120~200万円

ちなみに上記料金表の坪数は、建坪(建物一階の床面積)ではなく、「1階の床面積+2階の床面積+3階の床面積…」といったように、建物すべての階層の床面積を合計した延べ床面積を指してます。
坪数がわかれば延べ床面積がわかり、延べ床面積がわかれば実際に塗装するべき塗装面積のおおよそを算出することができます

坪数ごとの延べ床面積、そして塗装面積の一覧を見てみましょう。

坪数
延べ床面積
塗装面積
20坪
66㎡
約79.2㎡
30坪
99㎡
約118.8㎡
40坪
132㎡
約158.4㎡
50坪
165㎡
約198㎡
60坪
198㎡
約237.6㎡

塗装面積とは、建物全体の外壁面積から窓などの塗装しない部分の面積を抜いたものになり、実際に塗装が行われる部分となります。
正確に測定しようとなると建物によって窓の数も違えば造りも違うので現地調査を行わないと不可能ですが、おおよその塗装面積を算出する計算方法があります。

まず、坪数に係数3.3をかけると、おおよその延べ床面積がわかります。
例)30坪 × 3.3 = 99㎡(延べ床面積)

次に、延べ床面積に係数1.2をかけたものが、おおよその塗装面積とされています。
厳密には1.1〜1.6、または1.7と係数に幅はありますが、1.2が最も多く計算に使われる係数です。
例)99㎡ × 1.2 = 118.8㎡(塗装面積)

この計算式を踏まえた上で、費用相場の料金表を見てみましょう。
上記の料金表に記載の価格は、戸建て住宅の外壁塗装における全国平均となります。

もちろん地域ごとの特性や業者ごとの人柄やその都度のサービスなどによっては相場を下回ったり上回ったりすることもあるかもしれませんが、おおよそどの塗装業者に依頼してもこの価格帯に収まるはずです。
逆に言うと、全国平均を大きく上回る業者にはぼったくりの、下回る場合は安さだけで勝負している手抜き工事の疑いがあります

ちなみに、上記の価格は外壁塗装のみを行なった場合の費用相場になりますが、屋根も一緒に塗装する場合は上記の価格にプラス30〜40万円程度と覚えておきましょう。
屋根塗装のみを依頼すると30〜40万円程度の費用に加えて、足場代が追加されてしまいます。
足場代は一般的な戸建て住宅だと20万円前後が相場ですが、例を挙げてみるとわかりやすいです。

例)30坪の戸建て住宅で外壁・屋根を同時に塗装した場合
約40~80万円(外壁塗装) + 30〜40万円(屋根塗装) + 20万円(足場代) = 90〜140万円

例)30坪の戸建て住宅で屋根のみ塗装した場合
30〜40万円(屋根塗装) + 20万円(足場代) = 50〜60万円

30坪の戸建て住宅の外壁塗装の費用相場が60~100万円ですので、外壁と屋根を別々に塗装すると合計は110〜160万円になってしまいます。
外壁と屋根を別々に塗装すると損してしまうのは、まさにこの足場の設置にあります。
別々に塗装すると都度足場を設置する必要があるため、外壁・屋根を同時に塗装すると足場代が一回分の費用で済むためお得になるのです。
そのため、当初は外壁のみを塗装するつもりだった方でも、「いずれやるならお得な方が良い」と外壁と屋根をまとめて塗り替えてしまう方も多くいらっしゃいます。

いずれの場合でも、費用相場さえ知っておけばぼったくり業者、安さだけで勝負する手抜き業者の嘘を見抜くことができるでしょう。

外壁塗装の費用・相場はどうやって決まるのか、見積書の内訳を見てみよう!

外壁塗装の費用・相場はどうやって決まるのか、見積書の内訳を見てみよう

続いて、外壁塗装の費用・相場はどうやって決まるのか、具体的に見積書の内訳について見ていきましょう。
と、その前に!
外壁塗装の見積もりについて皆様に覚えておいていただきたいポイントがあります。

外壁塗装の見積もりをとる際は「相見積もり」が鉄則!

外壁塗装の見積もりをとる際は「相見積もり」が鉄則!

外壁塗装においては、同じ工事内容で複数の塗装業者から見積もりをとることが鉄則です。
これを、「相見積もり」といいます。
相見積もりをした方が良いと頭ではわかっていても、忙しかったりめんどくさかったりでつい一番最初に問い合わせた塗装業者のみで依頼する業者を決めてしまう方も実際には多くいらっしゃいます。
しかし、失敗しない外壁塗装、満足度の高い外壁塗装を行うためには、必ず行なっていただきたいのが相見積もりなのです。

最初に見積もりを依頼した業者の見積書だけを見ていては、比較する見積書が無いためその金額が本当に適正価格なのかが判断できません。
もしかすると不要な工事項目が追加されていたり、塗料の単価が他より高く設定されていて、高額な費用を請求されているかもしれません。
あるいは、本来必要な塗装の工程、付帯部分など塗装すべき箇所が省かれているから安く見えるだけかもしれません。

複数の塗装業者から相見積もりをとることで初めて、「A社の方は塗料の単価が2000円なのに、B社は同じ塗料で3500円!?」「C社にはこの作業工程がちゃんと書かれてるのに、なぜD社には無いの?」など見えてくることが沢山あります。

決して安くはない外壁塗装だからこそ、最初に問い合わせた塗装業者にすぐに依頼してしまうのではなく、複数業者から相見積もりをとって内容を比較検討することが大切なのです。

それでは、見積書の内訳を順に見ていきましょう。

見積書の内訳を5つの項目に分けて確認してみよう

外壁塗装の見積もりを詳しく見ていくと言っても、そもそも見積書を見たことがある、もしくは見慣れている、あるいは記載されている内容・専門用語をちゃんと把握できているという方はあまり多くはいらっしゃらないかと思います。
見積書の内容をしっかりと把握するためには、記載されている項目を工事内容ごとに分けてみると把握がしやすくなります
塗装業者によって見積書の作成方法や記載方法は異なりますが、工事の内容ごとに項目を分けてみると次の5項目に分類することができます。

(1)足場工事
(2)下地処理
(3)外壁塗装
(4)屋根塗装
(5)付帯部の塗装

見積書にはさまざまな項目が記載されていますし、細部まで記載する業者もいれば大雑把にしか記載しない業者もいたりとさまざまですが、行うのは同じ塗装工事です。
どれだけ項目が多くても少なくても基本的にはこの5項目となります。
見積書を受け取ったら、蛍光ペンなどでわかりやすく項目を分けてみると、費用全体におけるその工事の割合がわかりやすくなるでしょう。

それでは各項目の詳細を見ていきましょう。

足場工事の費用について

足場工事の費用について

外壁塗装を行う際は実際の塗装作業や塗料にばかり目が行きがちですが、足場工事を忘れてはいけません。
建物の高さにもよりますが、外壁塗装において塗装作業の前に足場を組むことはほぼ必須と考えていただいていいでしょう。

足場の組み立て・解体・運搬にかかる価格は、1㎡あたり700~1,000円程度が相場となっており、塗装と比べると単価は低くなります。
そのため、「実際の面積より多く見積もってやろう」と考えたところで旨味が少ないため、そのような悪質な業者もあまり多くはないでしょう。

とは言っても、費用全体の2割程度を占めるのが足場工事です。
「足場って本当に必要なの?」「足場じゃなくハシゴで作業してコストを下げれないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

結論からお伝えすると、足場は塗装職人の安全を確保する意味でも、仕上がりの品質を上げる意味でも必須です。
2階以上の外壁、特に屋根は高所での作業となるため、職人が安全に作業できる環境の確保は急務と言えます。
もし落下などの事故が起こってしまえば、どれだけ仕上がりが良くても施主様もあまり良い気はしないでしょうし、満足度の高い塗装工事とは言えないでしょう。
また、2階以上の建物を塗装する場合、足場がないと作業効率が格段に落ちてしまいます。
そうなれば職人の人件費が増えてしまう上に仕上がりも良くならないので、結局せっかく足場を使わなかったのに費用は足場を使った時と変わらず仕上がりだけ悪い、という結果になってしまうのです。

そんな足場にかかる費用ですが、足場設置費用を求めるにはまず「足場架面積」を算出します。
足場架面積は、
(建物の外周m + 8m ) × 家の高さm
で計算することができます。
※家の外周に足す8mは、外壁(家)から足場までの距離に相当。
ちなみに家の高さは、一階建て = 3.5m、二階建て = 6.0m、三階建て = 8.0mが目安です。

足場架面積がわかれば、足場設置にかかる費用を算出することができます。
足場設置にかかる費用は、
足場架面積 × 足場単価(700~1,000円 / ㎡)
で計算することができます。

例えば、建物の外周8mで二階建ての建物に足場単価800円で足場を設置する場合は、
(20m + 8) × 6m × 800円 = 134,400円

と、計算式だけを見ても費用感があまり掴めないかもしれませんね。
自宅の外周はわからないけど坪数はわかるという方のために、坪数ごとの足場設置の平均費用をまとめてみました。
※足場単価は800円で計算しています。

坪数(延床面積)
 足場費用
25坪(83㎡)
13~15万円
30坪(99㎡)
15~16.5万円
35坪(116㎡)
16.5~17.5万円
40坪(132㎡)
17.5~19万円
45坪(149㎡)
19~20万円
50坪(165㎡)
20~22万円

日本で平均的な戸建て住宅の坪数、30坪〜40坪を見ても、やはり足場設置費用には15〜20万円程度は必要であるのがわかりますね。

足場工事について最後にお伝えしておきたいのは、塗装業者が無条件で足場費用を無料にすることはまずあり得ません
もし「足場費用が今だけ無料!」などと謳っている業者は、塗料代や人件費など別の費用に足場設置費用を上乗せしている可能性があります。
15〜20万円もの費用を無料にしていてはその業者は赤字になってしまいますし、その分を浮かせようと手抜き工事をされてしまう恐れもあるのです
外壁塗装に足場は必要なものとしっかり理解して、悪徳塗装業者に騙されないようにしてください。

こちらの記事では、外壁塗装における足場の重要性についてまとめています。

下地処理の費用について

下地処理の費用について

いざ外壁塗装をしようと思っても、塗料をそのまま壁や屋根に塗ればいいという訳では決してありません。
実際に塗装作業を行う前には、必ず下地処理が必要となります
下地処理とは外壁や屋根に付着している汚れ・ホコリ・カビ・コケなどの汚れを高圧洗浄で洗い流したり、ヒビ割れや塗装剥がれなどを補修する作業を指します。

もし下地処理を適切に行わずにそのまま塗装をしたとしても、塗料と外壁の間に不純物が残った状態になってしまうので塗膜がしっかりと外壁に密着しません。
こうなるともちろん高品質な仕上がりは望むべくもありません。
それどころか、塗料の耐用年数を待たず数年で次のような劣化症状が外壁に現れはじめます。

ヒビ割れの再発


外壁のヒビ割れをきちんと修繕せずに上から塗装をしてしまうと、その箇所の塗膜は数年で割れてしまいます
塗料をヒビの上から塗ってもヒビの内部までは追随できず、ヒビの隙間がそのまま塗膜の下の空洞となってしまい、そこから再度割れが発生するのです。

サビの再発


サビの再発は、下地処理作業の一つであるケレン作業が十分でなかった場合に起こりやすいです。
ケレン作業とは、トタンや鉄骨階段などの鉄・金属部分の塗装をする前にディスクサンダーという電動工具や研磨スポンジ、紙ヤスリなどを使用してサビを落とす作業の事を指します。
また塗料は塗装面に傷がついている方が密着しやすくなりますが、そのために傷をつける作業としても重要な作業です。

塗膜の腫れ・膨張


塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回の工程を経て塗り重ねていくものですが、下塗り塗料を塗った後の乾燥が足りなかった場合、塗膜の下に閉じ込められた水分が気化し、塗膜を下から押し上げてしまうため腫れ・膨張が起こります

このように、塗装の仕上がりや工事後少しでも長く適正な状態を保つために重要となる下地処理ですが、一口に下地処理といっても実際に行われる作業は様々です。
上述の「高圧洗浄」や「ケレン作業」以外にも、次のような下地処理の工法があります。

コーキング補修


近年、日本の住宅の多くに使用されている外壁材がサイディングで、サイディングは一枚一枚のパネルの間に適度な隙間が空くように施工されます。
この隙間を外壁の「目地」と呼び、目地に防水と緩衝を目的として充填されているのがコーキング(シーリング)です。
コーキングはウレタンやシリコンの樹脂が主成分となりますが、紫外線に弱いという特性があり、外壁や屋根の塗膜より早く劣化が進行しがちです。
コーキングが劣化するとコーキング自体にヒビ割れや剥がれなどの不具合が発生し、サイディングの隙間から雨水を建物内部へ通してしまうので雨漏りの原因ともなり得ます
そのため、外壁塗装を塗り替える際には、既存のコーキングをすべて除去して新たなコーキング材に入れ替える「打ち替え」を行うのが一般的です。
部分的な補修などでは、既存のコーキングの上から新しくコーキングを充填する「増し打ち」が行われることもありますが、外壁塗装においてはほぼ「打ち替え」が行われます。

セメント補修


外壁がセメントやモルタルでできている場合、ヒビ割れを放置するとヒビ周辺がどんどん崩れてしまい、最終的には壁面に大きな穴が空いてしまう場合があります。
そこまで事態が深刻になっていなくても、手で触れるだけで壁面がボロボロと崩れてしまう状態であれば、上からどんな塗料を塗ったとしても塗料と一緒に崩れ落ちてしまうので意味がありません。
セメントやモルタル外壁の補修では、劣化した箇所をハンバーなどで叩くことで古い外壁を落としてしまい、その上からセメントを充填して補修します。
まるで左官屋さんのような作業を行いますが、塗装業者であっても下地処理の一種として対応します。

パテ埋め


建物内では軒天などに使用されるボード状の建材は建築用の大型ホッチキス(タッカー)を打ち込むことで固定されています。
しかしタッカーを打つと、ミリ単位の微細な穴が必ずできてしまいます。
この穴を埋めずに上から塗装してしまうと、その穴に塗料が溜まって液垂れを起こしてしまったり、ハケやローラーの邪魔になり色ムラができてしまったりもします。
そこで下地処理としてできるだけ壁面を平らにする訳ですが、そこで行われるのがパテ埋めです。
基本的にはタッカーの穴埋めなどは大工さんが処理を行うものですが、綺麗に処理ができていなかったり作業を忘れてしまっている場合は、塗装業者が下地処理の一種として対応します。

このように下地処理には様々な工法があります。
各下地処理の費用相場をまとめてみました。

下地処理
費用相場
高圧洗浄
100〜250円 / 1m
コーキング打ち替え
500〜800円 / 1m
コーキング増し打ち
700〜1,000 / 1m
セメント補修
1,500〜2,500円 / 1㎡
パテ埋め
10,000〜20,000円 / 建物全体

また、ケレン作業については同じ作業でも施工箇所によって費用相場が大きく異なります。

ケレン箇所
費用相場
雨戸
2,500~5,000円 / 1枚
戸袋
12,000~20,000円 / 両開き2枚
鉄階段
80,000〜250,000円
給湯器
8,000〜25,000円
ポスト
2,000〜8,000円

どんな塗装業者でも、基本的に下地処理はきちんと行っているはずです。
また一般的には見積書にどんな下地処理を行うのかが記載されていますし、その費用もしっかり書かれているはずです。
ただ稀に、下地処理の項目が記載されていない、もしくは項目が多いので「下地処理一式」などとまとめて記載している業者も存在します
そうなると建物のどの箇所にどんな下地処理を行なったのか?そもそもちゃんと処理を行なってくれたのか?がわからなくなってしまいます。
見積書に目を通し、もし記載が無い、もしくは記載が大雑把な場合はしっかり塗装業者に確認するようにしましょう。

また、こちらの記事では外壁塗装におけるケレン作業の重要性についてまとめています。

外壁塗装の費用について

外壁塗装の費用について

いよいよ本格的に外壁塗装にかかる費用についてです。

ここまでで足場設置や下地処理などは終わっていますので、外壁塗装にかかる費用はシンプルに第1項でご紹介した塗装面積を使って、
塗装面積 × 塗料の単価
で求めることができます。

各塗料の平米単価、また耐用年数は次のようになります。

塗料
費用相場
耐用年数
アクリル塗料
1,000円~2,000/㎡
3〜8年
ウレタン塗料
1,500~2,200円/㎡
5〜10年
シリコン塗料
1,800〜3,000円/㎡
10〜15年
ラジカル塗料
2,000〜3,000円/㎡
12〜18年
フッ素塗料
3,500~4,500円/㎡
15〜20年
無機塗料
3,500~5,000円/㎡
20〜25年

例として、30坪(99㎡)の戸建て住宅であれば塗装面積は約118.8㎡ですので、シリコン塗料(単価を2,500円と想定)を使用した場合は、
118.8㎡ × 2,500円 = 297,000円
となる訳ですね。

ちなみに、上記の費用相場は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを行なった場合の費用相場となります。
外壁塗装は3回に渡って塗料を塗り重ねていくのが基本ですが、悪徳業者は見積書に「一回あたりの塗料単価」として記載してくる場合があります。
その場合、記載されている塗料単価 × 3回分になるので当然費用総額は大きく跳ね上がってしまいます。
見積書を確認する際には、内訳と総額に相違がないか、おかしな記載はないかをチェックするようにしましょう。

また覚えておきたいポイントは、「塗料は高価なほど良い」「高価であれば何でも良い」という訳ではないということです。
安価で耐用年数の短いアクリル塗料やウレタン塗料を外壁や屋根の塗装に使用したりするのはおすすめできません。
しかし、だからといってどんな箇所であっても一番高価な無機塗料をとにかく使えばそれが最良という訳でも決してないのです。

本当に大切なのは、「住まいの外壁の状態に適した塗料を選ぶこと」「次回の塗り替えや今後の住まいとの長い付き合いを見据えて、ライフプランも考慮して塗料を選ぶこと」です。

例えば、中学生のお子様を持つご家庭で、お子様が大きくなって一人立ちすれば今の住まいを売却しご夫婦でマンションに移り住もうとお考えの場合には、耐用年数が15〜20年のフッ素塗料、もしくは耐用年数が20〜25年の無機塗料は必要無いでしょう。
さらに言えば、30代のご夫婦が「孫が生まれるまでこの家で暮らしたい」とお考えで、シリコン塗料をご検討中だったとします。
たしかに一度限りの工事費用ではシリコン塗料は他の塗料よりも安くなりますが、フッ素塗料や無機塗料の半分程度で耐用年数を迎えてしまいます。
そうなると再度塗り替えをしないといけなくなりますし、外壁にかけるトータルコストとしてはフッ素塗料や無機塗料を使った場合より高額になってしまうでしょう。

このように、一度きりの工事費用ですべてを考えるのではなく、長い人生のライフプランも考慮して塗料を選ぶことが大切になりますので、どんどん塗装業者に相談するようにしましょう。

こちらの記事では、ペイントGOに登録の塗装業者にアンケートをとり、人気のおすすめ塗料をまとめていますので、塗料選びの参考にぜひご覧ください。



屋根塗装の費用について

屋根塗装の費用について

続いて屋根塗装の費用についてですが、屋根と一口に言っても屋根材は非常に数多くの種類があるため、なかなかこれといった相場を出すのが難しい箇所になります。
しかし、基本的な費用の算出方法は外壁塗装とそこまで相違ありません。

外壁塗装にかかる費用は、次の計算式を用いて算出することができます。
一階の床面積 × 1.2 × 塗料の単価

ここで注意すべきは、外壁塗装は延べ床面積に係数1.2をかけて塗装面積を求めてから塗料単価をかけ算しましたが、屋根には高さという概念がないため一階の床面積に係数をかけることで塗装面積を求めているという点です。
この計算式を覚えていただくと、ご自身でもおおよその費用を算出することができるでしょう。

屋根材は種類が多いので、代表的なコロニアル屋根(スレート屋根)、セメント瓦、トタン屋根における各塗料の平米単価をご紹介します。

コロニアル屋根(スレート屋根)用の塗料の単価相場

塗料
費用相場
ウレタン系塗料
1,500~2,000円/㎡
シリコン系塗料
1,800~2,500円/㎡
フッ素系塗料
3,500~4,500円/㎡

セメント瓦用の塗料の単価相場

塗料
費用相場
ウレタン系塗料
1,800~2,300円/㎡
シリコン系塗料
2,200~2,500円/㎡
フッ素系塗料
3,000~3,500円/㎡

トタン屋根用の塗料の単価相場

塗料
費用相場
ウレタン系塗料
1,500~2,000円/㎡
シリコン系塗料
1,800~2,500円/㎡
フッ素系塗料
3,500~4,500円/㎡

屋根は地上からその全貌をすべて把握するのが非常に難しいので、外壁と比べても塗り替えをすべきかどうか判断が迷う箇所です。

塗装工事を依頼する前に、本当に屋根塗装は必要なのかをチェックしてみましょう。

まず、以下のような症状であれば、屋根塗装の必要性が高いと言えるでしょう。

築10年以上経過している


屋根は紫外線や雨風によるダメージを常に受けている箇所なので、外壁より早く劣化が進行します
築10年以上経過している場合は、屋根用塗料の耐用年数は10〜15年が一般的ですので塗り替え、もしくは塗り替えた方がいいか屋根診断を受けてみましょう。

屋根が汚れている・コケやカビが生えている


屋根が汚れている場合は塗膜の防汚性、コケやカビが生えている場合は塗膜の防水性が低下している可能性があります
特にコケやカビが生えているということは、常時その箇所に水分が溜まっているということであり、防水性が低下していると疑っていいでしょう。
屋根の防水性低下はそのまま雨漏り発生の原因にもなりかねませんので、ぜひ一度塗装業者に点検してもらいましょう。

屋根の塗膜が剥がれている


屋根の塗膜が剥がれているということは、屋根塗膜の耐久性の低下が疑われ、塗り替えの時期だということを示しています
そのまま放置すると雨漏りはもちろん、屋根材のヒビ割れや破損にもつながります。

一方、次のような症状であれば、屋根塗装の緊急性は低い、もしくは必要な工事は屋根塗装でない場合があります。

屋根材がずれている


屋根材が部分的にズレているだけの状態であれば、部分的な修繕・交換で済む場合がほとんどで屋根塗装の緊急性は低いでしょう。

屋根材が割れている・欠けている


屋根材が部分的に割れている・欠けているだけの状態であれば、ほとんどの場合屋根材の交換で済むでしょう。

ただし、次の場合においては一概に屋根塗装の必要・不要が判断できないので、専門家の判断を仰ぐ必要があります。

雨漏りが起こっている


雨漏りが発生している=屋根に原因があると思われがちですが、外壁が原因で雨漏りが起こることも多いです。
原因を突き止め、結果としてコーキングを打ち替えたら雨漏りが止まったという事例も無い訳ではないですが、まずは原因箇所はどこなのか?そして解決するためには塗装で対応できるのか?それとも屋根業者に任せないといけないのか?を見極める必要があります

築20年以上経過している


築20年以上経過している場合、屋根表面の劣化だけでなく屋根内部の防水シートや屋根の下地である野地板まで劣化している可能性が高いです。
そうなると塗装で屋根表面をいくら綺麗にしても、屋根の機能が蘇ったとは言えないでしょう。
屋根全体のやり換えが必要な場合は、塗装業者ではなく屋根業者の出番となります。

このように、屋根の不具合だからといってすべて屋根塗装で対応できる訳ではありませんし、不要なケースも少なくありません。
屋根は外壁よりも目につきにくい、チェックがしにくい箇所だからこそ、塗装業者の適切な判断を仰ぐようにしましょう。

付帯部塗装の費用について

付帯部塗装の費用について

付帯部塗装の費用相場をご紹介する前に、そもそも「付帯部ってなに?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
付帯部とは簡単に言うと、建物内の雨樋・軒天・幕板・雨戸・戸袋・笠木・シャッターなど、外壁部分と屋根部分以外の箇所を指します。

外壁塗装を行う際は、建物面積に対して大きな割合を占める外壁や屋根に目が行きがちですが、付帯部も決して欠かすことができない塗装箇所となります。
外壁や屋根と同様に、付帯部も塗膜で保護してあげないと紫外線や雨風からのダメージを受けて劣化が進行します。
さらに、外壁や屋根だけを綺麗に塗り替えてしまうと、汚れたままの付帯部との対比が目立ってしまい、せっかくの美観を損ねてしまいます。
付帯部には聞きなれない名前も多いのでつい見過ごしてしまいがちですが、見積書を手に建物外観をしっかりとチェックし、塗装漏れが無いようにしましょう。

各付帯部の費用相場は次のようになります。

付帯部
費用相場
雨樋
800〜1,200 / m
幕板
850〜1,500 / ㎡
軒天
800〜1,500 / ㎡
破風・鼻隠し
700〜1,200 / ㎡
雨戸
2,000〜4,000 / 枚
シャッター
1,500〜3,000 / ㎡

見積書で付帯部塗装をチェックする際は、具体的に塗装箇所が記載されているかどうかが大切です。
「付帯部」「付帯部一式」といった大雑把な記載だと、数ある付帯部の中でどこを塗ってどこを塗らないのかがわかりません。
また、「塗装してもらえると思ってた箇所を塗ってもらえなかった」といったトラブルの元にもなってしまいます。
見積書に具体的な付帯部の記載が無い場合は、必ず塗装業者に確認して内容を明らかにしておきましょう。

また、外壁塗装に使用する塗料とは別に、付帯部に使用する塗料が記載されているかも同時にチェックしてください。
塗料には対応素材が決まっており、外壁塗装の塗料をそのまま付帯部には使い回すことができないケースがほとんどです。
塗料の対応素材を無視して塗装してしまえば、工事完了後は綺麗に見えても早々に塗膜剥がれが起こったりする原因となってしまうのです。

見積書に付帯部塗装の記載がちゃんとあるかをチェックし、もし無い場合はどこを塗るのかを塗装業者に確認し、使用する塗料は付帯部の素材に対応しているのかまで踏み込んで確認するようにしましょう。

外壁塗装の費用・相場はどうやって決まる?まとめ

ここまで、坪数ごとの外壁塗装の費用相場や、見積書に記載されている項目ごとの費用相場をご紹介してきました。
ご自身が塗装業者から提出された見積書と照らし合わせてみると、
工事総額は高すぎないか?安すぎないか?
見積書の項目の内、不自然に高い or 安い項目がないか?
が見えてくるのではないでしょうか。
また、図面などをお持ちでご自身の住まいの坪数や延べ床面積がわかるという方は、ひとつずつ計算していくと見積もりをとらずともおおよその費用が算出できるかと思います。

繰り返しになりますが、どんな工事でも決して安くはない外壁塗装。
最後に、外壁塗装の費用を少しでも安く抑えるコツをお伝えします。

梅雨は冬季は塗装の工事費用が安くなる傾向がある

梅雨は雨が多いため湿度が高く、塗料の乾燥に時間がかかります。
冬季は雪が降る恐れもある上、気温が低いのでこれもまた塗料の乾燥に時間がかかります。
このような理由から、梅雨と冬季は外壁塗装を行うには適した時期とはあまり言えません。
そのため、春季や夏季と比べて工事費用が安くなる傾向があります

ただし、雨や雪などの悪天候や塗料の乾燥に時間がかかるために、予定より工期が延びてしまいがちというデメリットもあります。
工期が延びることで工事費用が高くなるといったことはほぼありませんが、ご自身の予定などを考慮した上で塗装時期を決めましょう。

地元密着型の塗装業者に依頼する

地元密着型の塗装業者や自社施工の塗装業者(職人直営店)に依頼すると、大手の有名ハウスメーカーなどと比べて工事費用は安くなります。
大手・有名メーカーは、皆様からのご依頼を下請け業者や孫請け業者にそのまま発注してしまうことがほとんどです。
そのため、中間マージンや案件の紹介料などが発生し、相場より値段が高額になってしまうのです。

一方で地元密着型の塗装業者や自社施工の塗装業者であれば、中間マージンなどの塗装に関係の無い不要な費用は一切発生しないので安心です。

上記のようなポイントを念頭に、見積もりをこのページに記載の情報と照らし合わせて、ぜひ費用に無駄の無い外壁塗装を行なってください。

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この記事を監修した塗装職人

大阪府の塗装職人:池本竜也

大阪市平野区を中心に活躍する塗装職人。
塗装の一級技能検定にて優秀賞、塗装技能大会にて大阪府知事賞、大阪代表の塗装職人として全国大会出場の経験があり、その塗装技術は大阪でも指折り!
「塗装工事の仕上がり、そして気持ちの面でも、大阪トップクラスの塗装工事をお届けします。」

外壁塗装の豆知識を読んでいただきありがとうございます。

おつかれさまでした。
ここまでコラムを読んでいただきありがとうございます。
あわせてお読みいただきたい外壁塗装の豆知識をご紹介しますので、ぜひご一読ください。

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