ラジカル制御塗料(らじかるせいぎょとりょう)とは、ラジカルを制御するために「高耐候酸化チタン」と「光安定剤」という2つの成分が配合された塗料です。
ラジカルは「外壁塗膜の劣化を引き起こす劣化因子」ですが、「ラジカルの発生を抑制できれば塗膜を長持ちさせられる」という発想で生まれたのがラジカル制御塗料です。
塗料メーカーの日本ペイントが2015年に販売を開始した比較的新しい塗料で、施工実績においてはまだシリコン塗料に及びません。
しかし、シリコン塗料とほぼ同価格でシリコン塗料より長い耐用年数を持つため、近年では住まいの塗り替えにこのラジカル制御塗料を採用するケースが増えています。