千葉県松戸市二ツ木にて行った外壁塗装工事の様子をお届けします。
こちらが施工前の様子です。
今回の現場は築17年の住宅、外壁からの雨漏りが発生しており、その修繕工事として塗装工事のご依頼をいただきました。
現地調査の結果、原因は開口部(出窓・霧よけ)のシーリング劣化でした。
まずは雨漏りの原因ともなっていた、劣化したシーリングをすべて撤去していきます。
シーリングはサイディングなど外壁材と外壁材の隙間、あるいは外壁と出窓・サッシなど別の建材の取り合いを埋め、雨水が建物内部へと入り込むのを防ぐ役割を持っています。
しかし、シーリングの耐久年数はおよそ10年で、外壁塗膜よりはるかに早く寿命を迎えます。
そして、劣化したシーリングには硬化が起こり、ヒビ割れが発生したりして、雨水を防ぐ機能が失われていきます。
そこまで劣化を放置してしまえば、今回のように外壁からの雨漏りを引き起こす原因ともなってしまうのです。
シーリングの打ち替えが完了したら、いよいよ塗装工事に入っていきます。
今回は上塗り塗料として、エスケー化研の「プレミアムシリコン」を使用しています。
エスケー化研「プレミアムシリコン」公式ホームページへ
「プレミアムシリコン」はペイントGO登録の塗装業者でも使用している業者が多い、近年人気の「ラジカル制御型塗料」です。
ラジカル制御型である以外にも、プレミアムシリコンは専用の下地を使うことでコーティングの上からも塗装することができます。
これまでコーティングがされている外壁に使える塗料はこれまであまり製造されていませんでしたが、採用できる外壁の幅が広がるのはお客様にも職人にも嬉しいポイントです。
付帯部の塗装が完了すれば、すべて完工となります。
工事期間は13日、雨漏りが収まっただけでなく、綺麗に生まれ変わった住まいをご覧いただき、施主様からもお喜びの言葉をいただきました。
