大阪府大阪市平野区にて行なった雨漏り修理に伴う塗装工事の様子をお届けします。
今回のご依頼ですが、お客様が2年前に物件を購入されてから定期的に起こる雨漏りに悩まされていたそうです。
これまで何社にも依頼し、外壁の至るとことにコーキングを打ったり、屋上手すりの壁面に撥水剤を塗ったりと色々施策を試したにも関わらず雨漏りが止まらず、お客様も困り果てていらっしゃいました。
また、ご自身でも何とかしようとホームセンターでコーキングを購入して打ってみたりもしたそうです。
今回現地調査を行った際にも、少しの雨では雨漏りが起こりにくくなっており、非常に原因の特定が難しい状況になっていました。
雨漏りが起こると急いで何とかしようと思う気持ちはよくわかりますが、場当たり的な部分補修はより事態を悪化させるケースもあります。
特に雨漏りは原因箇所が一箇所だけでなく複数にわたっている場合が多いです。
原因箇所を特定しないままコーキングや撥水施工をしたことによって雨水の流れが変わってしまい、本来雨漏りが起こっていなかった部分からも雨漏りが発生するといった悪循環に陥る場合もあります。
雨漏りを見つけた際は、焦る気持ちを抑えてまずは確実に原因箇所の特定、これに尽きます。
また、部分的な補修だけ行なってもすぐに雨漏りが再発する恐れもあるため、場合によっては外壁なら塗り替え、屋根なら屋根リフォームを行なってしまった方が、長い目で見た場合には工事費用を抑えることができる場合もあります。
今回は、屋上防水・手摺壁塗装を行うことで雨漏りの原因となっていた箇所をしっかり補修し、雨水によって腐食が進んでいた鉄骨部には錆止めを入れています。
雨の影響で工期は2週間と少し延びてしまいましたが、しっかり雨漏りが止まり施主様にお喜びいただけました。
