お客様のお悩みやご依頼のきっかけ
相模原市緑区にお住まいのお客様より、築38年の建物が、訪問販売の業者から「屋根を塗装した方がいい」と言われ、一番劣化している破風板に関してはそこはしなくても大丈夫と言われて不信感を持たれて弊社にご相談をいただきました。
現地に伺ってみると明らかに破風板の劣化がひどく、屋根塗装とともに破風板の塗装が必要な状態でした。
なぜ訪問会社の人が破風板の塗装は必要ないと言ったのか、現場をみればすぐわかりました。
構造上、破風板の塗装を行うには足場を組まないといけないためです。足場を組むと工事費用が上がってその分受注率が下がります。
最近では費用を安くするために屋根塗装だけをすすめるこうした会社は多く見られます。
本当にそこだけでいいのならよいですが、明らかに劣化している箇所を放置していると雨漏りを起こしてさらに大きな工事や高額な費用が必要になってしまうこともあるので、工事を受注するためだけに本当に必要な工事を提案しないというのはよくないことだと思います。
お客様とご相談した結果、屋根塗装と付帯部塗装を行いました。
相模原市緑区にて屋根・付帯部塗装を行った様子をご紹介します。
施工の様子
施工前の様子
こちらが施工前の様子です。
屋根の塗装も剥がれており、また破風板の劣化が特に目立ちます。
ケレン
高圧洗浄を行ったあとは、ケレンを行って錆や古い塗膜などの汚れを落とします。
良い仕上がりのためにはこのケレンにしっかりと時間をかけることが重要です。
下地を良い状況まで持っていくことで塗装が安定し、塗料がもつ機能を発揮することができます。
屋根塗装
下地が整ったら塗装へと入ります。
まずは下塗りをします。この下塗りにも下地を整える効果があります。そして下地に塗料がしっかりと付着する役目もあります。
山田工芸では下塗りを二回行い、下地をより安定させて付着力を高めることをおすすめしています。
下塗りが乾いたら、仕上げ塗料を塗ります。
仕上げ塗料は、中塗り、上塗りの二回塗りで仕上げていきます。
今回使用したのは、アステックペイントの遮熱塗料「超低汚染リファイン500Si-IR」です。
2液型アクリルシリコン樹脂の採用によって高い耐候性と、特殊遮熱無機顔料の配合による高い遮熱性があります。
特に金属の屋根の場合、屋根が高温になり、その熱が室内へ移動することで上階が熱くなります。
遮熱塗料を塗装することで塗装面が近赤外線を反射して、屋根の表面の温度上昇を抑えてくれます。
また色は白に近いほど反射率が高く優しい色合いのベージュ系を選ばれました。
付帯部塗装
破風意外にも劣化の見られる付帯部に塗装を行ないました。
金属部分には屋根と同じようにケレンを行い、錆止めを塗装してから仕上げ塗料で仕上げています。
施工後の様子
こちらが施工後の様子です。
すっかりきれいになりました。
工事によって改善したこと、期待できる点
劣化していた屋根と破風などの付帯部に塗装を行うことで、塗装による膜でコーティングし、錆の発生や腐食などの劣化を抑えることができます。
お伝えしたいこと
塗装のきっかけとして「訪問販売会社に指摘されて気になったので」という方が多くいらっしゃいます。
すべての訪問会社が悪いわけではありませんが、中には契約さえ結べればよいとばかりに都合のいい工事だけすすめてくるところもあります。
また契約したら相場よりも高い工事費用を請求されたなどのトラブルも多く耳にするため、その場で契約をせずに一旦帰ってもらって他所の会社にも調査を依頼して相見積もりをとることをおすすめいたします。
山田工芸では自社施工であることと、自社で足場も施工可能なため不要な費用をカットできます。
山田工芸では調査をしっかりと行い、本当に必要な工事を見極めて適正な価格にてご提供をしております。
塗装だけでなく屋根工事にも自社で対応可能なため、状態や耐用年数を考慮、せっかく塗装したのにまた数年後に屋根リフォームが必要ということにならないために、塗装よりも屋根リフォームの方が効果的だと判断した場合には、屋根カバー工法などをご提案させていただくこともございます。
この度は弊社に工事をご依頼いただきまして誠にありがとうございました。
相模原市や神奈川県での屋根塗装や外壁塗装は株式会社山田工芸にお任せください。
現場住所 | 相模原市緑区 |
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施工内容 | 屋根・付帯部塗装 |
施工箇所詳細 | 屋根全体、破風などの付帯部 |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | 超低汚染リファイン500Si-IR(アステックペイント) |
色 | クリームベージュ |