外壁付帯部の種類と役割、塗装の必要性

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外壁付帯部の種類と役割、塗装の必要性

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付帯部

「外壁付帯部はどこの部分なのかわからない」という疑問を持っていませんか?また、「外壁付帯部の塗装は必要なの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。外壁付帯部の塗装は、外壁の塗装と同時に行うのが一般的です。
そこで今回は、外壁付帯部の種類と役割、そして塗装の必要性について詳しく解説していきます。

ペイントGOから皆様へ

本記事を読んで、外壁付帯部の役割や塗装の必要性を知ることで、正しいメンテナンス方法がわかります。お住まいの耐久性を維持するためにも、最後まで読んで参考にしてくださいね。

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外壁付帯部の主な種類と役割

付帯部

外壁付帯部とは、外壁や屋根以外に設置されている部材の総称です。雨風や紫外線から家を守ったり、外観を整えたりする役割があります。外壁付帯部の主な種類は、以下のとおりです。

  • 軒天
  • 雨樋
  • 破風・鼻隠し
  • 幕板
  • 雨戸・戸袋

それぞれの特徴や役割について、詳しく見てみましょう。

①軒天

軒天は屋根の裏側にあたる部材で、屋根の外縁を保護し、雨水や日光から建物を守る役割を果たします。また、軒天があることで雨水が外壁に直接当たることを防ぎ、外壁の劣化を防ぐ効果もあります。

②雨樋

雨樋は屋根から流れる雨水を集め、建物の周囲に排水する役割を持ちます。雨水を効率よく排水することで建物の基礎や地盤への影響を軽減し、外壁や基礎の劣化を防ぎます。

③破風・鼻隠し

破風・鼻隠しとは、屋根の先端部分を指します。具体的に、破風は屋根の雨樋がつかない側の先端部分を言い、鼻隠しは、雨樋がつく側の先端部分を指します。主な役割は、雨風や紫外線から小屋組みを守る、外観を整えることです。

④幕板

幕板とは、外壁と外壁材の隙間を塞ぐ板のことをいいます。主な役割は、雨水の侵入を防ぎ、外壁の劣化を防ぐことです。

⑤雨戸・戸袋

雨戸は窓や出入り口に設置され、雨や風などから建物を保護する役割を果たします。また、戸袋は雨戸を収納するためのスペースであり、雨戸の開閉や保管をスムーズに行うために設置されます。

外壁付帯部の塗装は必要?

「外壁付帯部の塗装は不要なのでは?」と考える方もいるのではないでしょうか。結論からいうと、基本的に外壁付帯部の塗装は必要です。その理由は、以下の2つとなります。

  • 部材の劣化を防ぐ
  • 汚れの悪目立ちを防ぐ

それぞれの理由について簡単に見ていきましょう

①部材の劣化を防ぐ

外壁付帯部は外壁や屋根と同様に、雨風や紫外線、湿気などの影響を受けて劣化していきます。そこで塗装することで、劣化から部材を守ることができます。具体的には、以下のような効果があります。

  • サビの発生を防ぐ
  • 腐食を防ぐ
  • 色褪せを防ぐ

金属製の付帯部の場合、塗装することでサビの発生を防ぐことが可能となります。サビは付帯部の強度を低下させ、破損の原因となります。

また、木製の付帯部の場合、塗装することで腐食を防ぐことができます。腐食は付帯部を腐らせるため、破損の原因になるかもしれません。

一方、塩ビ製の付帯部の場合、塗装することで色褪せを防ぐことができます。色褪せは、付帯部の見た目を損なうだけでなく、劣化の原因にもなりかねません。

②汚れの悪目立ちを防ぐ

外壁塗装して外壁が綺麗になったとしても、付帯部が汚れたままでは外観が損なわれてしまいます。塗装することで、付帯部に汚れが付着しにくくなり、汚れが目立ちにくくなります。

ただし、以下の場合は塗装が必要ない場合もあります。

  • 比較的新しい部材で、劣化が見られない場合
  • 付帯部が樹脂製など、塗装の必要がない素材の場合

塗装が必要かどうかは、プロの業者に判断してもらうことをおすすめします。

外壁付帯部の塗装にかかる費用相場

コスト

外壁付帯部の塗装にかかる費用相場は、以下のとおりです。

箇所 費用相場
軒天 1,000〜1,800円/㎡
雨樋 1,000〜1,800円/㎡
破風・鼻隠し 1,000〜1,400円/㎡
幕板 800〜1,500円/㎡
雨戸・戸袋 2,000〜3,500円/1枚

なお、費用相場は以下のさまざまな要因によって変動します。

  • 外壁付帯部の種類や材質
  • 塗装の面積と高さ
  • 塗装する部材の状態
  • 塗料の種類と品質
  • 追加の作業が必要な場合(例:補修、防水処理、サイディングの交換など)
  • 塗装業者の技術力や評判

また、大規模な工事や特殊な要件がある場合は、相場よりも高額になることもあります。

付帯部の塗装は外壁塗装と同時がおすすめ

外壁塗装を行う際、付帯部の塗装も同時に行うことをおすすめします。その理由は、以下の3つです。

  1. 費用を節約できる
  2. 仕上がりがきれいになる
  3. メンテナンスの手間が省ける

外壁塗装と付帯部の塗装を別々に行う場合、それぞれに足場を組む必要があるので、足場代が2回かかります。しかし同時に行えば、足場代を1回で済ませることができるので、費用を節約できます。

また、外壁と付帯部を別々に塗装すると、色や艶が微妙に異なってしまうことがあります。同時に塗装すれば、色や艶を統一することができ、より美しい仕上がりになります。

さらに、外壁と付帯部を同時に塗装することで、次回の塗装時期を統一できます。結果的に、メンテナンスの手間も省くことが可能です。

もちろん、付帯部の状態によっては塗装が必要ない場合もあります。とはいえ一般的には、外壁塗装を行う際に付帯部の塗装も一緒に行うことをおすすめします。

外壁付帯部の塗装の注意点

外壁塗装を行う際、付帯部の塗装も一緒に行うことをおすすめします。しかし、付帯部の塗装にはいくつかの注意点があります。

  • 素材を確認する
  • 塗装の色を考慮する

各注意点について、簡単に解説していきます。

注意点①素材を確認する

外壁付帯部の塗装を行う際に、付帯部に使用されている素材を確認しましょう。外壁付帯部にはさまざまな素材が使われており、それぞれに応じて適した塗装方法や塗料が異なります。

たとえば、木製の破風や鉄製の雨樋、プラスチック製の幕板など、それぞれの素材は特性や耐久性が異なります。塗装を行う前に、付帯部に使用されている素材を確認し、その特性や適した塗装方法を考慮することが重要です。

木製の場合は防腐処理が必要な場合があります。また、鉄製の場合は防錆処理が必要となる場合もあるでしょう。素材によって、特殊な下地処理が必要となるケースもあるので、素材を確認することで適切な塗装プランを立てられるでしょう。

注意点②塗装の色を考慮する

外壁付帯部の塗装色は、建物の外観や雰囲気に大きな影響を与えます。単に外壁と同じ色を選ぶだけでなく、建物全体のバランスや調和を考慮しながら、慎重に選択することが欠かせません。

たとえば、外壁と付帯部の色を同じにすることで、建物全体が統一感のある印象を与えます。また、外壁と付帯部の色を対照的にすることで、建物の特定の部分を強調する効果もあります。このように、周囲の環境や建物の用途に合わせて、明るい色や地味な色などを選択することも重要です。

また、汚れが目立たない色を選ぶのもひとつの選択肢です。プロの塗装業者に相談して、最適な色を選んでもらいましょう。

付帯部の塗装はプロに相談!見積もりで確認すべきこと

プロに相談して付帯部の塗装を依頼する際には、見積書をしっかり確認することが重要です。見積もりを見る際は、以下4つの点が明記されていることを確認しましょう。

  • 項目に付帯部塗装が記載されているか
  • 付帯部の具体的な箇所が明記されているか
  • 使用する塗料が明記されているか
  • 付帯部塗装の費用内訳が明記されているか

上記の項目を確認することで、付帯部の塗装をプロに依頼する際に、不明確な点やトラブルを避けることができます。各項目について、もう少し具体的に見ていきましょう。

①項目に付帯部塗装が記載されているか

見積書には、外壁塗装や屋根塗装などと同様に、付帯部塗装の項目が明記されているかを確認しましょう。この項目が記載されているかどうかで、業者が付帯部の塗装を行うことを認識しているかどうかがわかります。

②付帯部の具体的な箇所が記載されているか

付帯部塗装の項目には、どのような付帯部を塗装するのかが具体的に記載されている必要があります。たとえば、軒天、雨樋、破風板、幕板、雨戸・戸袋などが挙げられます。記載がない場合は、塗装業者にあらかじめ確認しましょう。

③使用する塗料が明記されているか

見積書において、使用される塗料の種類やメーカーが具体的に明記されていることは、外壁付帯部の塗装を依頼する際に非常に重要です。なぜなら、塗料の種類や品質、特性が塗装の仕上がりや耐久性に直接影響するからです。

まず、塗料の種類が明確に記載されていることは、塗装の適切な選択に欠かせません。外壁付帯部の素材や環境に応じて、適切な塗料を選定することが必要です。たとえば、木製の付帯部には耐候性や防腐性に優れた塗料が適していますが、金属製の付帯部には防錆性に優れた塗料が必要です。また、プラスチック製の付帯部には密着性に優れた塗料が適しています。そのため、使用される塗料の種類が明確に記載されていることは、適切な塗装のために欠かせません。

一方、塗料のメーカーも重要な要素となります。メーカーによって品質や信頼性が異なりますので、信頼できるメーカーの塗料を選ぶことが重要です。

④付帯部塗装の費用内訳が明記されているか

見積書において、付帯部塗装の費用内訳が明確に記載されているかを確認することも非常に重要です。なぜなら、明確な費用内訳が記載されていることで、作業内容や費用の内容を理解し、不明瞭な点や追加費用の発生を避けることができるからです。

まず、見積書において作業内容ごとに費用が分かれているかを確認します。明確に記載されていることで、どの部分がどれだけの費用がかかるのかを把握しやすくなります。たとえば、破風や雨樋、幕板などの付帯部ごとに費用が分かれているかを確認することで、必要な作業や費用を正確に把握することが可能です。

また、総合的な費用で提示されている場合でも、付帯部塗装の費用内訳が明記されているかを確認することが重要です。どのような作業や材料が費用に含まれているのか、また、追加の作業や材料が必要な場合には追加費用が発生するのかを明確に理解することが必要不可欠です。

まとめ

今回は、外壁付帯部の種類と役割、塗装の必要性について詳しく解説しました。外壁付帯部とは、外壁や屋根以外に設置されている部材のことを指し、軒天や雨樋、幕板などが挙げられます。

一般的に、外壁付帯部の塗装は外壁塗装と同時に行うケースが多く、塗装することで部材の劣化を防いだり、美観を維持したりする効果があります。したがって、外壁付帯部の塗装は、外壁とあわせてプロの業者に依頼するのが得策です。

ペイントGOでは、厳しい審査基準を満たしたお住まいの地域の優良業者を簡単に検索することが可能です。また、個人情報の入力は一切不要で、塗装費用のシミュレーションもできます。「信頼できる業者に依頼したい」という方は、ぜひ活用してみてください。

「近くで信頼できる外壁塗装業者を選びたい」「外壁塗装業者の選び方がわからない」という方は、ぜひ「ペイントGO」を活用してみましょう。

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この記事を監修した塗装職人

千葉県木更津市を中心に活躍する塗装職人。
代表の平野は17歳でこの道に入り塗装職人として一筋40年。
お客様に信頼される親切丁寧な最高の塗装工事を提供し、安心工事と適正価格をお約束します!

外壁塗装の豆知識を読んでいただきありがとうございます。

おつかれさまでした。
ここまでコラムを読んでいただきありがとうございます。
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