壁内結露

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劣化症状・トラブルに関する用語集

壁内結露 へきないけつろ

壁内結露(へきないけつろ)とは、外気温と室内温の差によって、外壁の内部に結露が発生する現象です。
近年の住宅は高気密・高断熱な造りのものが多いですが、高気密・高断熱なほど壁内結露は起こりやすく、また外からは判別できないのが厄介な点です。
放置すると、外壁下地や建物躯体にカビが発生したり、ひどい場合には腐食が起こることもあります。

壁内結露(へきないけつろ)

ヘアクラック へあくらっく

ヘアクラック(へあくらっく)とは、外壁表面に起こるひび割れの内、髪の毛ほど細いひび割れを指します。
具体的には、ひびの幅が0.3mm以下のものがヘアクラックとされています。
ヘアクラックであればフィラー(下塗り材)で埋めることができ、大掛かりな補修作業を必要とせず綺麗になる場合が多いです。

ヘアクラック(へあくらっく)

ブリード ぶりーど

ブリード(ぶりーど)とは、にじみとも呼ばれ、塗料を塗り重ねる際に上塗り塗料によって下塗り材を溶かしてしまい、上塗りににじみが発生する塗膜欠陥の一つです。
塗装を行う建材によっては溶剤系塗料を使用するとブリードが起こるので、溶剤系ではなく水性系の塗料を使用するなど対策が必要です。

ブリード(ぶりーど)

膨れ ふくれ

膨れ(ふくれ)とは、塗膜の一部が水分や空気を含んで膨れあがる現象で、塗膜欠陥の一つです。
膨れが起こる主な原因として、塗装の乾燥が不十分だったというケースが多いです。
しっかり乾燥させず上塗りを塗装してしまったために下地が水分を含んでしまい、下地と塗膜の間に空気層ができてしまい、日中の寒暖差で空気が膨張して塗膜を押し上げてしまうのです。
対策として、塗装の各工程で十分に乾燥させる、透湿性が高い塗料を選ぶといったことが挙げられます。

膨れ(ふくれ)

深割れ ふかわれ

深割れ(ふかわれ)とは、外壁表面に起こるひび割れの内、割れの深さが外壁素地まで達したものを指します。
塗膜は幾層にも重なって形成されていますが、深割れは少なくとも1層を貫通している状態です。
放置してしまうと塗膜の破壊に繋がってしまうので、ひび割れを発見した際には早めの診断・点検、そして対処が必要です。

深割れ(ふかわれ)

ピンホール ぴんほーる

ピンホール(ぴんほーる)とは、塗膜表面に針を刺したような小さな穴ができる現象で、塗膜欠陥の一つです。
発生する主な原因は重ね塗りの際の乾燥が不十分なケースですが、それ以外にも塗料を撹拌する際に過度に空気を混入させてしまった、塗料の中にゴミが混入したなど様々です。
ピンホールの深さにもよりますが、ピンホールから外壁内部へ雨水が入り込む恐れもあるので、ピンホールを発見した場合は早急に施工業者に相談しましょう。

ピンホール(ぴんほーる)

磨耗 まもう

磨耗(まもう)とは、塗膜の劣化現象のひとつで、雨風や摩擦など物理的な要因で塗膜が擦り減っていく現象です。
また建築業界では、床材が歩行や車輪などの物理的な力によって磨り減る現象の事を言います。

磨耗(まもう)

ひび割れ ひびわれ

ひび割れ(ひびわれ)とは、塗膜の劣化現象のひとつで、その名前の通り塗膜に割れ・裂けができる現象で、「クラック」とも呼ばれます。
ひび割れの中でも、塗膜表面にできる幅0.3㎜以下、深さ4mm以下の細いひび割れを「ヘアクラック」、あるいは「浅割れ」と言います。
一方、幅0.3㎜以上、深さ5mm以上で、外壁内部まで進行しているひび割れを「構造クラック」、あるいは「深割れ」と言います。

ひび割れが起こる原因としては、塗膜の経年劣化であるケースが多いですが、まれに塗装業者による施工不良・施工ミスで起こる場合もあります。
具体的には、塗装時の塗膜の乾燥時間不足、外壁材と施工した塗料の相性が悪い、などです。
また、地震よる建物の歪み、長期にわたる車や電車による揺れなどでも起こる場合があります …

ひび割れ(ひびわれ)

刷毛目 はけめ

刷毛目(はけめ)とは、塗膜欠陥のひとつで、刷毛塗りをした際に刷毛を動かした方向に凹凸のしま目が残る現象です。
原因として、刷毛の選定が間違っている、あるいは塗料に適したシンナーを使用しなかった、シンナーによる希釈不足などが考えられます。

刷毛目(はけめ)

白華 はっか

白華(はっか)とは、モルタルの中の水酸化カルシウム(可溶性物質)が雨水や露などによって溶け出し、それらが空気中の炭酸ガスと反応して白く盛り上がったように固まる現象です。
「エフロレッセンス」と呼ばれたり、建築業界では「鼻垂れ」と呼ばれたりもします。

白華は美観の面で問題はありますが、コンクリートの強度には影響しませんし、白い塊自体も無害です。
しかし、白華が起こるということは、コンクリート内部へ雨水や露が侵入している証拠です。
そのまま放置すると、コンクリート内部の鉄筋が錆び、建物強度が低下する恐れもあるので、対処が必要となります。

白華(はっか)

爆裂 ばくれつ

爆裂(ばくれつ)とは、コンクリート内部の鉄筋が、周囲のコンクリートを押し出して破壊してしまう現象です。
具体的には、まずコンクリートのひび割れ等から雨水が内部へ侵入し、雨水によって鉄筋に錆が生じます。
錆はじめた鉄筋は徐々に体積を膨張させますが、この鉄筋の体積増加によってコンクリートは内部から破裂するのです。
破裂した部分をコンクリート爆裂と呼びます。

爆裂(ばくれつ)

白化 はっか

白化(はっか)とは、塗膜の艶に関する欠陥のひとつで、塗膜の仕上がりに艶が無く、白く濁る現象です。
塗装直後に発生することが多く、ラッカーなどの揮発性の高い塗料に多く見られます。
塗膜の乾燥中に降雨や結露によって塗装表面に水分が付着し、塗膜の表層が凹凸になることが原因です。
また、寒暖の差が激しい時期に起きやすいとも言われています。

白化(はっか)

白亜化 はくあか

白亜化(はくあか)とは、塗膜欠陥のひとつで、外壁表面に白い粉状ものが発生する現象です。
塗膜は紫外線や風雨に常に晒されていますが、特に紫外線は塗膜に含まれている樹脂や顔料を分解させ、劣化を進行させます。
そして顔料が分解され、白色顔料の酸化チタンの粉が残るのがこの白亜化現象(チョーキング)です。
白亜化(チョーキング)は塗り替えを行う目安のひとつとされており、自身でも簡単に確認できるので定期的に外壁に白亜化が起こっていないかチェックしましょう。

白亜化(はくあか)

剥れ・剥離 はがれ・はくり

剥れ・剥離(はがれ・はくり)とは、塗膜欠陥のひとつで、塗膜が付着力を失って塗装面から剥がれ落ちることです。
塗膜が劣化して性能が低下して起こる場合がほとんどですが、適切ではない下処理(施工不良)で起こる場合もあります。

剥れ・剥離(はがれ・はくり)

劣化 れっか

劣化(れっか)とは、塗装においては外壁に見られる塗膜の劣化症状を指します。
塗料には樹脂や顔料など様々な成分が含まれていますが、それらの分子の結合が弱まると塗膜の劣化が進行します。
塗膜の劣化を引き起こす要因としては、紫外線・雨(酸性雨)・塩害・飛砂などの外的要因が挙げられます。

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劣化(れっか)

リフティング りふてぃんぐ

リフティング(りふてぃんぐ)とは、塗膜欠陥のひとつで、塗膜を塗り重ねた際に前工程の塗膜が軟化・膨潤して浮き上がる症状です。
弱溶剤系の下塗りに強溶剤系の上塗りを重ねた場合や、下塗りの乾燥が不十分な場合に起こります。
旧塗膜、塗料の仕様書の確認を行い、充分に塗膜の乾燥時間を取ることで防ぐことができます。

リフティング(りふてぃんぐ)

ゆず肌 ゆずはだ

ゆず肌(ゆずはだ)とは、言葉の通り柚子の皮の表面の凹凸模様に似ているという意味ですが、塗装においては2つの意味があります。
一つは、弾性系塗材を用いて塗装面にうっすらと凹凸を付けた塗膜模様を指します。
もう一つは、吹き付け塗装を行なった際に、仕上がりが塗膜が柚子の皮の表面みたいな凹凸になってしまう塗膜欠陥です。
吹き付けに使用するスプレーガンと塗装面が近すぎる、必要以上の高圧でスプレーする、乾燥の速いシンナーを使用して吹き付ける、といった場合にゆず肌になりやすいです。

ゆず肌(ゆずはだ)

浮き うき

浮き(うき)とは、塗膜の劣化症状の一つで、塗膜機が外壁から剥離し浮き上がった状態を指します。
この症状は塗膜の劣化が原因という場合だけでなく、施工不良が原因で起こることもあります。
塗装工事に入る前の高圧洗浄やケレン作業を疎かにし、外壁に汚れやゴミ、サビなど不純物が残ったまま塗装をしてしまうと、その箇所は外壁と塗膜の間に空間ができてしまいます。
その隙間の空気が寒暖差などによって膨張し、塗膜を内側から押し出すため塗膜が浮いたり剥がれたりするのです。
調査方法としては打診棒、テストハンマーを使用して目視による診断を行います。

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浮き(うき)

色がのぼる いろがのぼる

色がのぼる(いろがのぼる)とは、塗った塗料に含有される顔料の内、比重の小さい顔料が塗膜表面に浮き上がってしまい、通常よりも色が濃くなり色ムラを起こしてしまう現象です。

色がのぼる(いろがのぼる)

色ムラ いろむら

色ムラ(いろむら)とは、塗料あるいは塗装工事における欠陥の一つで、上塗り塗装をした際に塗膜の表面に色の異なる部分が出来る現象です。
塗膜成分の分解・変質といった塗料自体に原因がある場合もありますが、前工程で塗った塗膜がしっかり乾燥できていない、雨天で無理に工事を進めて塗料に雨水が当たったなど、人為的なミスで起こる場合もあります。

色ムラ(いろむら)

一液 いちえき

一液(いちえき)とは、硬化剤を加えずに使用できる、塗料液である主剤だけの塗料のことです。
一方で二液(にえき)は、塗料液である主剤と硬化剤である樹脂の二つが混ざった塗料になります。
一液イプには、強溶剤、弱溶剤、水性の3種類があります。

一液(いちえき)

浅割れ あさわれ

浅割れ(あさわれ)とは、外壁塗膜のひび割れの一種で、上塗り部分の割れが浅いものを指します。
逆に、割れが深いものを深割れ(ふかわれ)と言います。
浅割れが起こる原因として、下塗り塗装時の乾燥が足りていない、外壁素材が塗料を想定以上に吸い込んでしまった、塗料を希釈しすぎた、などが考えられます。

浅割れ(あさわれ)

赤錆 あかさび

赤錆(あかさび)とは、鉄部の表面に発生する赤色のサビのことです。
正式には「酸化第二鉄」と言います。
鉄は水分の中のミネラルや塩に触れることで酸素と結合し酸化鉄になりますが、これが赤錆です。

一方、黒色の錆は黒錆と呼ばれますが、黒錆は結合が安定しているためあまり酸化が進みません。
しかし、赤錆は結合が不安定な錆のため、放置してしまうとさらに腐食が進行してしまいます。
この赤錆に含まれる「酸化第二鉄」を抑制し、錆の進行を防ぐのが「錆止め塗料」で、結合が安定した黒錆へと変化させるのが「錆転換塗料」です。

赤錆(あかさび)

赤カビ あかかび

赤カビ(あかかび)は、外壁表面に発生する赤いカビを指しますが、実はカビではありません。
水分があればそれだけで繁殖できる「ロドトルラ」という酵母菌の一種です。

赤カビの放置は、建物の美観を損ねるだけでなく、外壁の傷み(劣化)を早め、アレルギーなどの病気の原因となることもあります。
また、長期にわたって放置してしまえば、完全に除去するのが難しくなる場合もあるので、カビの除去は早めに越したことはありません。

塗装を行う前には外壁からカビを徹底的に除去する必要がありますが、高圧洗浄機を使用して強い水圧で洗浄しても落ちない場合は、バイオ洗浄を選択することもあります。
バイオ洗浄では、高圧洗浄機に加えカビに効果を発揮する薬剤を使用して外壁を洗浄します。

赤カビ(あかかび)-知っておきたい外壁塗装の用語
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