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工事工程・工法に関する用語集

中塗り なかぬり

中塗りとは、塗装工事において下塗りと上塗り(トップコート)のあいだに行われる工程のことを指します。塗装を三回塗りで行う場合、この中塗りは塗膜の厚みや耐久性を確保するために欠かせない重要な工程です。

下塗りは下地と塗料を密着させる役割を持ちますが、それだけでは十分な塗膜の厚みや性能は得られません。中塗りでは、仕上げ塗料と同系統の塗料を使い、塗膜を重ねることで、耐候性や防水性といった塗装本来の機能を高めていきます。また、上塗りを均一に仕上げるための下地を整える役割も担っています。

中塗りが適切に行われていない場合、塗膜が薄くなり、色ムラや艶ムラが出やすくなります。その結果、見た目の仕上がりが悪くなるだけでなく、紫外線や雨風に対する耐久性が低下し、早期の色あせや剥がれにつながるおそれが …

塗膜防水 とまくぼうすい

塗膜防水とは、液体状の防水材を塗り重ねて乾燥・硬化させることで、防水性を持つ膜(防水層)を形成する工法のことを指します。主にベランダやバルコニー、屋上、庇(ひさし)など、雨水が溜まりやすい場所や複雑な形状の部位で採用される防水方法です。
塗膜防水は、防水材を刷毛やローラーで施工するため、継ぎ目のない一体化した防水層をつくれる点が大きな特徴です。下地の形状に追従しやすく、排水口まわりや立ち上がり部分など、細かい箇所にも施工しやすいことから、住宅の防水工事で広く使われています。

代表的な塗膜防水には、ウレタン防水やFRP防水があります。
ウレタン防水は柔軟性があり、下地の動きに追従しやすい一方、FRP防水は硬くて耐摩耗性に優れ、ベランダなど人が頻繁に歩く場所に向いています。いずれも、下 …

トップコート とっぷこーと

トップコートとは、塗装工程の中でいちばん最後に塗られる仕上げ用の塗料のことを指します。下塗りや中塗りで形成された塗膜の表面を覆い、外観を整えると同時に、紫外線や雨風などの外的要因から建物を保護する役割を担っています。
塗装工事では、下塗りによって下地との密着性を高め、中塗りで塗膜の厚みや性能を確保したうえで、トップコートを施工します。このトップコートが均一に仕上がることで、色味や艶が安定し、見た目の美しさと耐久性が両立されます。一般に「上塗り」と呼ばれている工程が、このトップコートにあたります。

トップコートは、塗膜の中でも特に外部環境の影響を直接受ける層であるため、耐候性や耐汚染性、耐水性などが求められます。使用される塗料の種類によって、耐用年数や艶の持続性、汚れにくさが異なります …

ダメ込み だめこみ

ダメ込みとは、塗装工事においてローラーでは塗りにくい細かい部分や、塗り残しが出やすい箇所を、刷毛(ハケ)を使って丁寧に塗り込む作業のことを指します。「ダメ」とは未塗装になりやすい部分を意味し、そこに塗料をしっかり行き渡らせることから、このように呼ばれています。

具体的には、サッシや窓枠のまわり、外壁と屋根・破風・水切り金物の取り合い部分、入隅(壁が内側に入り込む角)、細い溝や凹凸部分などがダメ込みの対象になります。これらの箇所はローラーが入りにくく、無理にローラーで塗ると塗りムラやはみ出しが起こりやすいため、刷毛で慎重に仕上げます。

ダメ込みは、見た目の美しさだけでなく、塗り残しによる劣化や防水性の低下を防ぐうえでも重要な工程です。この作業が丁寧に行われていないと、境目が雑に見え …

タッチアップ たっちあっぷ

タッチアップとは、塗装工事の仕上げ段階で、塗り残しや小さな傷、色ムラなどを部分的に補修する作業のことを指します。全体を塗り直すのではなく、気になる箇所だけを整えるための仕上げ工程です。
塗装工事では、足場の解体後や最終確認の際に、どうしても細かな擦れや塗り残しが見つかることがあります。タッチアップは、こうした部分を刷毛や小さなローラーで丁寧に塗り直し、見た目を整える役割を果たします。
タッチアップは、仕上がりの美しさを高めるための大切な工程ですが、広範囲の不具合を隠すための作業ではありません。

最終的な仕上がりに満足できるかどうかは、このタッチアップが丁寧に行われているかにも左右されます。完成後の確認時に気になる点があれば、遠慮せずに伝えることが、納得のいく塗装工事につながります。

下塗り したぬり

外壁塗装における下塗りは、外壁塗装の基本工程であり、最も重要な段階です。下塗りでは中塗りや上塗りとは機能も成分も異なる塗料が使用されます。
下塗りの役割には以下のようなものがあります。

・接着力の向上
下地と塗料の接着力を高めるための「下地強化剤」として機能します。これにより、中塗りや上塗りの塗料がしっかり定着します。
塗料の吸い込み防止
外壁などの下地材へ下塗りを浸透させることで、仕上げ塗料の下地への吸収を防ぎ、均一な塗膜を形成します。
・表面の平滑化
細かいヒビ割れを埋めて表面を平滑に整えます。
・下地の色隠し
下地の色を隠して、仕上げ塗料の発色を良くします。元の外壁と大きく色を変えるときもこの機能によってきれいに仕上がります。
・遮熱性や防錆性などの機能の付与

下地処理 したじしょり

外壁塗装における下地処理は、塗装工程において非常に重要です。適切な下地処理が行われていないと、塗装の仕上がりが悪くなるだけではなく、耐久性にも影響が出てしまう可能性が高くなり、例えば数年で塗膜が剥がれたりするなどの施工不良が生じてしまいます。
下地処理には以下の工程が含まれます。どの工程も強い塗膜を作り塗装を長持ちさせるためには欠かせません。

高圧洗浄
外壁表面の汚れや古い塗膜、カビなどを水圧を利用して洗い流します。洗浄が適切に行えていないと、塗料が下地に密着する力が弱くなってしまいます。

ケレン作業
ケレンは古い塗膜や錆を落とす工程です。これにより、塗料の密着性を向上させるとともに、わざと塗装面に細かな傷をつけて密着を高める意味合いもあります。

コーキング補修
シ …

下地処理(高圧洗浄)

高圧洗浄 こうあつせんじょう

外壁塗装における高圧洗浄は、塗装前の下準備作業の一環で、外壁の表面を強力な水圧で洗浄する作業です。
高圧洗浄を行うことで塗装面を洗浄し、外壁の表面に付着した汚れ、ほこり、カビ、藻、古い塗料の残り、チョーキングの粉などを効率的に洗い流すことができます。

塗装の前に表面を清潔にすることで、新しい塗料がしっかりと密着し、仕上がりが良くなります。
もしも表面に汚れやカビなどが残っていると、塗装後に問題が発生する可能性があります。
高圧洗浄は、専用の高圧洗浄機を使用して行います。水圧が非常に強いため、弱った外壁や屋根を洗浄する際には水圧の調整など注意が必要です。また、周囲への飛散や水の跳ね返りにも気をつける必要があります。

外壁塗装の前に高圧洗浄を行うことで、塗装の仕上がりが向上し、 …

ケレン けれん

塗装のケレンは、塗装作業の前に表面を整えるために行う下準備作業です。塗装面の古い塗料、サビ、汚れなどを取り除くことで、新しい塗装がきちんと密着し、塗装の仕上がりや耐久性が向上します。

ケレン作業には、1種から4種までの等級があり、それぞれどの程度の表面処理が必要かによって異なります。
1種ケレンは最も徹底的なケレン作業で、ブラスト法により、赤さびや旧塗膜を完全に除去します。
2種ケレンは1種よりは軽度ですが、完全には除去しません。ディスクサンダーなどの電動工具やワイヤーブラシを使用します。
3種ケレンは赤さびや劣化した塗膜は除去しますが、まだ塗膜として機能している活膜は残します。ワイヤーブラシやスクレイパー、やすりなど電動工具や手動工具を使用します。
4種ケレンは最も軽いケレン …

乾燥時間 かんそうじかん

塗料を塗装すると塗料内の水や溶媒が蒸発して、塗装が乾燥していきます。
塗装が乾燥して塗り重ねができるまでの健全な塗膜を形成する時間が乾燥時間です。
水性塗料は比較的早く乾燥しますが、油性塗料は乾燥に時間がかかることがあります。

外壁塗装の乾燥時間は気温、湿度、風の強さなどの気候条件に大きく影響されます。夏のよく乾燥した日などは乾燥が早く、冬の湿った日には遅くなります。
乾燥が遅れる要因としては、低温や高湿度の環境、風の強さが挙げられます。
塗料が乾燥しないうちに塗り重ねてしまうとムラや気泡ができたり、施工後に塗膜がはがれるなど施工不良の原因となってしまいます。
各塗料メーカーが定めた乾燥時間を遵守することが重要です。

カバー工法 かばーこうほう

カバー工法は、建物や構造物の修復や補強を行うための工法の一つです。
既存の建材の上から新しい建材を施工して既存の表面を被う(カバーする)方法を指します。
この工法は、塗装では補修できないほど劣化した屋根や外壁、破風などで主に使用されます。
例えば、外壁のカバー工法では、古くなった外壁や劣化した外壁の表面を新しい材料で覆い隠すことで、外観を改善し、耐久性を向上させます。このような工法は、外壁の塗装やタイル張り、サイディングの取り付けなどが含まれます。

本塗装 ほんとそう

本塗装(ほんとそう)とは、塗装工事における最終的な塗装工程を指します。
塗装工事では、塗料メーカーの仕様として下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本となっています。

本塗装(ほんとそう)

ボカシ塗り ぼかしぬり

ボカシ塗り(ぼかしぬり)とは、新しく塗装した塗膜と既存塗膜の境目をわからなくする塗装工法です。
部分的な塗装を行う際、そのまま新しく塗装すればどうしても既存塗膜と新しい塗膜に境目ができてしまいます。
そこで、膜厚を徐々に薄く霧状にして塗装することで、境目をわからなくすることができます。

マスキング ますきんぐ

マスキング(ますきんぐ)とは、塗料が付着してはいけない箇所や見切り部分を保護するためにテープを貼る養生作業です。
また、マスキングに使用されるテープは剥がしやすく、塗装面に糊が残らないよう粘着力が弱くなっており、マスキングテープと呼ばれます。

マスキング(ますきんぐ)

マスチックローラー ますちっくろーらー

マスチックローラー(ますちっくろーらー)とは、塗装用ローラーの一種で、「砂骨ローラー」「パターンローラー」とも呼ばれます。
ローラー本体が網の目状になっており、通常の液状の塗料には使用することができませんが、粘度の高い塗料をたくさん含むことができるため、一度塗りで厚みのある塗膜に仕上げることができます。
主な用途としては、モルタル外壁の塗装面に凹凸模様を作りたい場合などです。

マスチックローラー(ますちっくろーらー)

マスチック工法 ますちっくとこうほう

マスチック工法(ますちっくとこうほう)とは、表面に小さい穴がたくさん空いている多孔質のローラーを使用することで、一度塗りで厚みのある塗膜に仕上げる工法です。
「省力化ローラ工法」とも呼ばれ、長期耐久性に優れています。
ローラーによって施工されるため、吹き付け塗装のような塗料の飛散がなく、居住空間の塗装に適しているため、日本住宅公団(現、都市再生機構:UR)等の塗装工事で多く採用されている工法です。

マスチック工法(ますちっくとこうほう)

マスカー ますかー

マスカー(ますかー)とは、マスキングテープと養生シートが一体となった資材です。
素材、サイズ、形状は様々ですが、塗装によって汚したくない場所を幅広く保護することができるため、塗装工事の効率が格段に上がります。

マスカー(ますかー)

増し打ち ましうち

増し打ち(ましうち)とは、劣化したコーキング上にそのままコーキングを打設する作業で、「追い打ち」とも呼ばれます。
基本的には「打ち替え」の方がメンテナンス効果が高いですが、窓やドアなどのサッシ周りのコーキングには増し打ちの方が適している場合もあります。
コーキング撤去の際に、コーキングの奥にある防水紙を誤って切ってしまい、雨漏りを引き起こす可能性があるからです。
そのため、窓やドアなどのサッシ周りは打ち替えではなく増し打ちが採用されるケースも多いです。

増し打ち(ましうち)

板金工事 ばんきんこうじ

板金工事(ばんきんこうじ)とは、板金を切断・曲げなどによって様々な形状へと加工し取り付ける工事です。
板金は金属を薄く平らな形状に形成したものです。
建築においては、屋根材・外壁の水切り材、ダクトなど様々な箇所で板金が使用されています。

板金工事(ばんきんこうじ)

斫り はつり

斫り(はつり)とは、コンクリートを削る・切る・穴を開ける・壊すといった作業の総称です。
現在ではコンクリートに限って使われる言葉ですが、もともとは木材に対して使われていた言葉です。

斫り(はつり)

リシン りしん

リシン(りしん)とは、モルタル外壁の仕上げ材として使用される砂壁状の模様の仕上げ塗材です。
細かく砕いた石や砂に樹脂・セメント・着色剤などを混ぜたものを吹き付けて施工するので、塗装表面はザラザラとした仕上がりになるのが特徴です。
他の仕上げ材と比較して安価なため、新築住宅の外壁仕上げ材として多く採用されています。

リシン(りしん)

養生 ようじょう

養生(ようじょう)とは、塗装しない部分、あるいは塗料が付着してはいけない部分を保護することです。
養生にはマスキングテープやマスカーテープ(布テープが付いているポリフィルム)、シートやビニールが用いられます。
養生の切れ目が塗料の切れ目になるため、もし雑に養生作業を行えば仕上がりが悪くなってしまいます。
ただ塗料から保護するだけでなく、仕上がりの良し悪しに直結する重要な作業です。

養生(ようじょう)

ゆず肌 ゆずはだ

ゆず肌(ゆずはだ)とは、言葉の通り柚子の皮の表面の凹凸模様に似ているという意味ですが、塗装においては2つの意味があります。
一つは、弾性系塗材を用いて塗装面にうっすらと凹凸を付けた塗膜模様を指します。
もう一つは、吹き付け塗装を行なった際に、仕上がりが塗膜が柚子の皮の表面みたいな凹凸になってしまう塗膜欠陥です。
吹き付けに使用するスプレーガンと塗装面が近すぎる、必要以上の高圧でスプレーする、乾燥の速いシンナーを使用して吹き付ける、といった場合にゆず肌になりやすいです。

ゆず肌(ゆずはだ)

オイルフィニッシュ おいるふぃにっしゅ

オイルフィニッシュ(おいるふぃにっしゅ)とは、オイル塗料を使って仕上げる塗装方法の一つです。
木製家具の仕上げの際によく用いられる方法で、木肌を活かしながらしっとりした質感・手触りに仕上がります。
オイルフィニッシュは塗膜を持たないので、表面に傷がつきやすいというデメリットがありますが、傷がついた部分を軽く研磨し、再度オイル塗料を使って塗装してあげれば容易に補修することができます。

オイルフィニッシュ(おいるふぃにっしゅ)

FRP防水 えふあーるぴーぼうすい

FRP防水(えふあーるぴーぼうすい)とは、液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、この混合物をガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水です。
FRP防水によって出来上がった軽量かつ強靭、防水性・耐熱性・耐食性・耐候性などに優れ、かつ継ぎ目のないシームレスな層となります。
さらに塗膜の硬化速度が速いため、一日で施工を完了させることができるというメリットがあります。

FRP防水(えふあーるぴーぼうすい)

縁切り えんぎり

縁切り(えんぎり)とは、塗装の際に屋根材が重なりあった部分に溜まった塗料を刷毛などでそぎ取り、皮すきなどで余分な塗料を取り除く作業です。
溜まった塗料を放置してしまうと、屋根を流れる雨水の経路が変わってしまう恐れがあり、雨漏りの原因ともなります。
塗装によって雨水の経路を塞がないように対策する工程です。
屋根材の小口部の塗膜を切る、つまり「縁を切る」ところから「縁切り」と呼ばれています。

縁切り(えんぎり)

塩ビ系シート防水 えんびけいしーとぼうすい

塩ビ系シート防水(えんびけいしーとぼうすい)とは、塩化ビニル樹脂系のシートで防水層を形成する工法です。
塩ビは、屋外での日光による紫外線、熱、オゾンに対し優れた耐久性を持っています。
また、塩ビ系シート防水には、防水下地の種類や状態、使用される用途によって、下地に直接貼り付ける「接着工法」とディスクを使用した「機械的固定工法」があります。

塩ビ系シート防水(えんびけいしーとぼうすい)

エイジング塗装 えいじんぐとそう

エイジング塗装(えいじんぐとそう)とは、特殊塗装の一種です。
家具や建具の表面に重ね塗りを施したり、わざと塗膜を剥がすことで、壁面や柱・ドア等が何十年もの時を経たかのような古めかしい風合いに仕上げる工法です。

エイジング塗装(えいじんぐとそう)

エアスプレー塗装 えあすぷれーとそう

エアスプレー塗装(えあすぷれーとそう)とは、コンプレッサーによる圧縮空気を利用して、塗料を霧状にして吹きつける塗装方法です。
外壁塗装においては「吹き付け塗装」とも呼ばれます。
大正時代にアメリカから導入されて以来、塗料や被塗物に合わせたスプレーガンが国内でも開発され、現在でもあらゆる分野で幅広く使用されている塗装方法になります。

エアスプレー塗装(えあすぷれーとそう)

上塗り うわぬり

上塗り(うわぬり)とは、下塗り・中塗りの次の工程で、塗装仕上げ面への着色・光沢の付与・耐候性の向上・吸水防止などを目的に仕上げとして塗る作業です。
外壁塗装では、「トップ」「トップコート」とも呼ばれます。

上塗り(うわぬり)

ウレタン防水 うれたんぼうすい

ウレタン防水(うれたんぼうすい)とは、マンションや陸屋根などの平らな屋上に行なう防水工事のひとつです。
液体状のウレタン樹脂を複数回塗ることで、つなぎ目のないシームレスな防水層を形成することができます。
液状の樹脂を塗りつけるウレタン防水は、切って貼ってといった工程を挟みません。
そのため、段差や複雑な形状にも対応することができるので、屋上に様々な設備を設置して複雑な形状になっていることが多いビルの改修防水工事などに適しています。

ウレタン防水の施工方法には、主に「密着工法」「通気緩衝工法」「機械的固定工法」といった3種類の工法があります。

ウレタン防水(うれたんぼうすい)

打ち増し うちまし

打ち増し(うちまし)とは、劣化したコーキング上にそのままコーキングを打設する作業です。
基本的には「打ち替え」の方がメンテナンス効果が高いですが、窓やドアなどのサッシ周りのコーキングには打ち増しの方が適している場合もあります。
コーキング撤去の際に、コーキングの奥にある防水紙を誤って切ってしまい、雨漏りを引き起こす可能性があるからです。
そのため、窓やドアなどのサッシ周りは打ち替えではなく打ち増しが採用されるケースも多いです。

打ち増し(うちまし)

打ち替え うちかえ

打ち替え(うちかえ)とは、既存のコーキングをすべて撤去し、新たにコーキングを打設する作業です。
部分的なコーキングの劣化などには既存コーキングの上からさらにコーキングを打設する「打ち増し」が行われる場合もありますが、メンテナンス・補修の意味合いでは打ち増しより打ち替えの方が効果的です。
外壁塗装を行う場合、基本的には塗装工事だけでなくコーキングの打ち替えも作業に含まれています。

打ち替え(うちかえ)

打ち放し うちはなし

打ち放し(うちはなし・うちっぱなし)とは、コンクリートの仕上げ肌を活かしたデザインを目的とし、コンクリートを打ち込んだまま塗装しない仕上げ面を指します。
無機質でモダンなデザインになるため、商業ビルをはじめ、賃貸マンション・戸建て住宅でも採用されるケースが増えています。

ただし、塗装をしないということは、言い換えれば仕上げ面を保護するものが何も無いということです。
コンクリート自体は水に弱い素材ではありませんが、それでも長期的に見れば汚れや雨水の浸入による鉄筋の腐食などが起こり得ます。
そのため、デザイン性を崩さないよう透明の撥水材などをコーティングする場合もあります。

打ち放し(うちはなし・うちっぱなし)

ワイピングステイン わいぴんぐすていん

ワイピングステイン(わいぴんぐすていん)とは、木材の導管(水を吸い上げる管)にオイルステインを擦り込み、完全に乾かない内に拭き取ることで、木目を際立たせる塗装方法です。

ワイピングステイン(わいぴんぐすていん)

アスファルト防水 あすふぁるとぼうすい

アスファルト防水(あすふぁるとぼうすい)とは、アスファルトを含有させた合成繊維の不織布(ルーフィング)を加熱溶解したアスファルトで張り合わせて防水膜を成形する防水方法で、実際の施工方法は熱工法・トーチ工法・常温工法(冷工法)などに分類されます。
合成繊維の不織布を張り重ねることで、水密性に優れた防水層が構成されます。
さらに、多彩な仕上げが可能な工法でもあるため、実績も多く信頼性の高い防水工法の一つです。

アスファルト防水(あすふぁるとぼうすい)

足付け あしづけ

足付け(あしづけ)とは、サンドペーパーやコンパウンド、グラインダーなどで塗装面にわざと細かな傷をつけながら研磨することで、塗料の付着力を向上させる作業のことです。
塗装する面に細かい凹凸がある時、塗料が凹んだ部分に入り込んで食付くことをアンカー効果といい、凹凸の無いなめらかな面に塗装をした時と比べて塗膜が剥がれにくくなります。
特に塩ビ製品、また木材に対しての塗装を行う場合は、この足付けを怠ると塗膜が剥がれやすくなるので非常に重要な工程です。

足付け(あしづけ)

灰汁洗い あくあらい

灰汁洗い(あくあらい)とは、柱・床板・壁・建具など木部のシミ汚れや焼けといった汚れを洗い落とす作業です。
一口に「灰汁洗い」と言いますが、実際は「あく洗い」「しみ抜き」「日焼け落とし」「かび落とし」と汚れに応じて薬品を替え、それぞれの汚れを取り除く工程を順々に行います。
この工程を総称して「灰汁洗い」と呼んでいます。

灰汁洗い(あくあらい)

外構工事 がいこうこうじ

外構工事とは、建物の外壁や屋根以外の、敷地内に設けられた構造物を対象とした工事の総称です。具体的には、塀・門柱・門扉・フェンス・擁壁・カーポート・土間・アプローチなどが外構に含まれます。
塗装工事においては、「外壁や屋根と同様に、保護と美観の維持が必要な部位」として扱われます。
外構部は常に雨風や紫外線にさらされており、素材によっては劣化や汚れ、色あせ、錆、ひび割れなどが発生するため適切なメンテナンスが重要です。
特に塗装が関係する外構部としては、下記のような箇所が挙げられます。
・コンクリート・モルタル塀→汚れ・白華・ひび割れ対策
・金属製フェンス・門扉→錆止め・防錆塗装
・木製フェンス・ウッドデッキ→防腐・防水塗装
・擁壁や基礎部分→美観維持・劣化抑制
外構の塗装は、単に …

外構工事(がいこうこうじ)
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