外壁塗装で使われる「無機塗料」とは?特徴と費用感を解説

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外壁塗装で使われる「無機塗料」とは?特徴と費用感を解説

この記事は約6分で読むことができます。

外壁塗装を検討していると、業者から「無機塗料はいかがでしょうか」と勧められることがあります。耐久性が高いと聞いたけれど、費用も高そうで、正直なところ本当にコスパが良いのか判断できない。そんなモヤモヤを感じている方も多いのではないでしょうか。

塗料選びは、外壁塗装の仕上がりにも総費用にも直接影響する、とても大切な判断です。「勧められたから」だけで決めてしまうのはもったいない。この記事では、無機塗料について正直にわかりやすくお伝えしていきます。

ペイントGOから皆様へ

具体的には、無機塗料とは何か・なぜ注目されているのか、シリコンやフッ素との違い、メリットとデメリットの両方、費用の目安とコスパの考え方、そしてどんな家・どんな方に向いているかまでをカバーしています。

高い買い物だからこそ、納得して選んでいただきたいと思います。

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そもそも「無機塗料」って何?名前の意味から理解しよう

「無機塗料」という言葉、聞いたことはあっても、意味をきちんと説明できる方は少ないかもしれません。専門的に聞こえますが、そんなに難しい話ではないので、まずは「無機」という言葉の意味からゆっくり整理していきましょう。

「有機」と「無機」の違いをざっくり理解する

「有機」と「無機」は、物質の分類方法のひとつです。

有機物とは、炭素を含む物質のことです。木材、油、プラスチック、ゴムなど、身の回りにあるものの多くが有機物にあたります。塗料の世界では、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素といった塗料がこちらに分類されます。

一方、無機物とは、炭素を含まない物質のことです。石、ガラス、金属、砂、セラミックなどが代表的です。自然界の鉱物に近いイメージを持っていただくと分かりやすいかもしれません。

ここで大事なのは、有機物と無機物では「紫外線や熱への強さ」がまったく異なるという点です。有機物は紫外線や熱によって分子が分解されやすく、これが外壁塗料の色あせや粉化(チョーキング)の主な原因になっています。無機物はその逆で、紫外線や熱に対して非常に安定しています。この違いが、塗料の耐久性に大きく関わってくるのです。

無機塗料は「無機成分」と「有機成分」のハイブリッドが多い

「無機塗料=完全に無機物だけでできている」というわけではありません。この点は少し誤解されやすいので、補足しておきます。

純粋な無機塗料(ケイ酸塩系など)も存在しますが、施工がとても難しく、一般的な外壁塗装には広く使えるものではありません。そのため、市場で流通している「無機塗料」の多くは、無機成分と有機成分を組み合わせたハイブリッド型です。

無機成分の配合割合が高いほど耐久性・耐候性は上がりますが、塗膜が硬くなりすぎてひび割れが起きやすくなるというトレードオフもあります。「無機系塗料」と表現される場合もあり、製品によって性質は変わります。

業者に相談するときは、「無機の配合割合はどのくらいか」を確認する視点を持っておくと、より正確な比較ができるでしょう。

無機塗料が外壁塗装で注目される理由

なぜ今、無機塗料がこれほど注目されているのでしょうか。その背景を理解するために、まず塗料全体のグレード感を把握しておきましょう。

外壁塗料の「グレード」を知っておこう

外壁塗装に使われる塗料は、主成分によっていくつかのグレードに分かれます。耐久性が低い順に並べると、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機という流れになります。

アクリル塗料の耐用年数は5〜7年程度、ウレタンで7〜10年、シリコンで10〜15年、フッ素で15〜20年が目安とされています。無機塗料はその上をいく15〜25年程度の耐用年数が期待できるとされており、現在の外壁塗装用塗料の中では最上位に近いグレードに位置しています。

耐用年数が長いということは、塗り替えの頻度が減るということでもあります。初期費用は高くなりますが、長い目で見たときのコスト感が変わってくるのが無機塗料の大きな魅力です。この点については後ほど費用の章で詳しくお伝えします。

無機塗料が特に優れている3つの特性

無機塗料がほかの塗料と一線を画す理由は、主に3つの特性にあります。

ひとつ目は耐候性の高さです。紫外線・雨・熱に対して非常に強く、長期間にわたって塗膜の性能を維持します。日本の夏の強い日差しや、冬の凍結・融解サイクルにも耐えやすい素材です。

ふたつ目は難燃性です。有機成分が少ないため可燃性が低く、燃え広がりにくい特性があります。火災のリスクを少しでも下げたいという方にとって、安心材料のひとつになるでしょう。

みっつ目は防汚性です。表面が親水性(水になじみやすい性質)を持つため、雨水が外壁の汚れを一緒に流してくれるセルフクリーニング効果があります。コケや藻も繁殖しにくく、長期間きれいな外観を保ちやすいのが特徴です。

無機塗料のメリット

特性の概要を理解したところで、実際の生活にどう役立つのかを、メリットごとに丁寧に見ていきましょう。

耐用年数が長い=塗り替え回数が減る

無機塗料の最大のメリットは、なんといっても耐用年数の長さです。

一般的に15〜25年程度の耐久性が期待できるとされており、同じ住宅に長く住む予定がある方にとってはとても魅力的な選択肢です。たとえばシリコン塗料の場合、10〜15年ごとに塗り替えが必要になります。30年間で考えると、少なくとも2回の塗装工事が必要です。一方、無機塗料であれば1回で済む可能性があります。

1回あたりの費用は高くなっても、長期的に見ると塗り替え回数が減るぶんトータルの費用が抑えられるという考え方です。「初期費用が高い」という先入観だけで判断せず、長いスパンで比較してみることをおすすめします。

色あせ・劣化が起きにくい

有機塗料が紫外線によって劣化しやすいのは、炭素を含む有機分子が紫外線で分解されてしまうからです。これがいわゆる「チョーキング(塗料が粉状になって表面に出てくる現象)」や色あせの主な原因です。

無機成分は紫外線に分解されにくいため、長期間にわたって色や艶を保ちやすいという特性があります。塗り替えから10年が経っても外壁がきれいな状態を保っている、というのは、無機塗料ならではの強みです。

外観にこだわりがある方や、近隣との景観を大切にしたい方にとって、この特性は大きな安心材料になるでしょう。

汚れが付きにくく、自浄効果がある

無機塗料の表面は親水性が高く、雨水が外壁の上に均一な水膜を形成します。この水膜が、付着したほこりや排気汚れを一緒に洗い流してくれます。

コケや藻も繁殖しにくいという特性もあるため、特に日当たりの悪い北面や、湿気が多い環境の外壁でも効果を発揮しやすいのが強みです。日々のメンテナンスに手間をかけたくない方、こまめな水洗いが難しい方にとっても、実用的なメリットと言えます。

燃えにくい=防火性能への貢献

有機成分が少ない無機塗料は、可燃性が低く延焼しにくい特性を持っています。

これは住宅密集地や、隣家との距離が近い都市部の住宅にとって、意識しておきたいポイントです。外壁塗料単体で火災を防ぐことはできませんが、延焼リスクを少しでも下げたいという観点では、無機塗料の難燃性は有意義な特性と言えます。木造住宅の多い日本の住環境を考えると、防火性能を意識した塗料選びはこれからさらに重要になっていくかもしれません。

無機塗料のデメリット

メリットだけを並べて「これが最高の塗料です」とお伝えするのは簡単ですが、それでは本当の意味でのお役に立てません。無機塗料には、事前に知っておくべきデメリットもあります。ここは正直にお伝えします。

初期費用が高い

無機塗料の施工単価は、1㎡あたり3,500〜5,500円程度が目安です。シリコン塗料が1㎡あたり2,000〜3,500円程度であることと比べると、材料費の差は明らかです。

30坪(延床面積)程度の住宅の場合、塗装面積はおよそ150〜180㎡ほどになります。塗料代だけでもシリコンと無機では数十万円の差が出ることがあります。

ただし、これはあくまで初期費用の話です。「費用が高い=損」とは必ずしも言えません。後ほどライフサイクルコストの考え方とあわせてご覧いただくと、見え方が変わってくるはずです。

ひび割れが起きやすい場合がある

無機成分が多いほど塗膜は硬くなります。耐久性が高い反面、柔軟性が低くなるため、建物の動きに塗膜が追随しにくくなるという弱点があります。

木造住宅は、温度変化や地震の揺れ、木材の乾燥収縮によって建物全体が微妙に動きます。この動きに塗膜が対応しきれないと、ひび割れ(クラック)が生じることがあります。

特に築年数が経った木造住宅や、もともとひび割れが多い外壁には、無機塗料が適さないケースがあります。施工前に下地の状態をしっかり確認してもらうことが、とても大切です。

施工できる業者が限られる

無機塗料は、シリコン塗料と比べて扱いの難しい素材です。下地処理の精度、適切な希釈率、乾燥管理など、施工に求められる技術水準が高く、経験と知識のある職人でないと本来の性能が引き出せません。

経験の少ない業者が施工すると、早期剥離やムラ、ひび割れといった施工不良が起きやすく、せっかくの高性能塗料が台無しになることもあります。

「良い塗料を選ぶことより、使いこなせる職人が施工することの方が大事」とも言えます。無機塗料を検討するときは、施工実績のある業者かどうかを必ず確認してください。

すべての外壁材に向いているわけではない

無機塗料と相性が良い外壁材は、窯業系サイディング(セメントと繊維を固めた板状の外壁材)やモルタル(砂とセメントを混ぜた塗り壁)などです。

一方、ALC(軽量気泡コンクリート)や金属系サイディング、木部などは動きや伸縮が大きいため、硬い無機塗料の塗膜との相性に注意が必要です。「無機塗料を使いたい」と思ったら、まず自分のお家の外壁材の種類を確認するところから始めてみてください。

無機塗料の費用相場と「コスパ」の正しい考え方

「費用が高い」というイメージが先行しやすい無機塗料ですが、コスパの見方次第で評価はずいぶん変わります。正しい視点を持って一緒に考えていきましょう。

無機塗料の施工費用の目安

外壁塗装の費用は、塗料代だけでなく、施工費(人件費)・足場代・下地処理費なども加わります。

無機塗料を使った外壁塗装の総額は、30坪程度の住宅で120〜180万円前後が目安です(住宅の形状・劣化状態・地域によって異なります)。同じ条件でシリコン塗料を使った場合は80〜130万円前後が目安になります。

この差額を見ると「やっぱり高い」と感じるかもしれません。ただ、見積もりの金額だけで判断するのはまだ早いです。「何年もつか」「何回塗り替えが必要になるか」をセットで考えることで、判断の精度がぐっと上がります。


フッ素塗料との費用・性能比較

無機塗料と並んで「高耐久塗料」として比較されることが多いのが、フッ素塗料です。

フッ素塗料の耐用年数は15〜20年程度、施工単価は1㎡あたり3,000〜4,500円程度が目安です。無機塗料と比べると、費用はやや抑えられ、耐用年数は少し短め、という関係になります。

どちらが優れているかという話ではなく、「何年住む予定か」「塗り替えの手間をどこまで省きたいか」「初期費用と長期費用のどちらを優先するか」によって、最適な答えは変わります。迷ったときのひとつの目安としては、20年以上住み続ける予定で塗り替えを最小限にしたい方には無機塗料、初期費用をある程度抑えながら高耐久を求める方にはフッ素塗料、という整理が分かりやすいかもしれません。

ライフサイクルコストで考えると見え方が変わる

「ライフサイクルコスト」とは、建物の維持管理にかかる費用を長期間トータルで考える視点のことです。

たとえば、シリコン塗料で10年ごとに塗り替えると仮定した場合、30年間では3回の塗装工事が必要になります。1回あたり100万円としても、30年で300万円です。一方、無機塗料で20年に1回の塗り替えであれば、30年間で2回、1回150万円としても合計300万円。この時点で同じになります。

さらに無機塗料の耐用年数が25年に近ければ、30年間で塗り替えは1回で済む可能性もあります。こうして試算してみると、「初期費用が高い=トータルで損」とは必ずしも言えないことが分かります。

具体的な数字はお家の状況によって変わりますので、業者との見積もりの中でこの視点を持って比較してみてください。

無機塗料は「どんな家・どんな人」に向いているのか

ここまでの内容を踏まえて、「自分には合うかどうか」を判断するための整理をしていきます。向いているケースとそうでないケース、両方を正直にお伝えします。

無機塗料が特に向いている人・住宅

まず、長く住む予定があり、塗り替えの回数をできるだけ減らしたい方には、無機塗料がよく合います。20年・30年単位で住み続ける予定があるなら、高耐久の塗料を選ぶ意味は大きいです。

また、外観の美しさを長期間保ちたい方にも向いています。色あせや汚れに強い無機塗料なら、「いつ見ても家がきれい」という状態を維持しやすくなります。

外壁材の観点では、窯業系サイディングやモルタル外壁のお住まいが特に相性の良い素材です。建物の動きが比較的小さく、硬い無機塗料の塗膜でも追随しやすいからです。

さらに、メンテナンスの手間を極力減らしたい方や、防汚性・防火性を重視する方にとっても、無機塗料は合理的な選択肢になります。

無機塗料より他の選択肢が向いているケース

一方で、すべての方に無機塗料をおすすめするわけではありません。

築年数が古く、外壁の下地が傷んでいる場合は、まず下地補修を優先することが大切です。どんなに高性能な塗料を上から塗っても、下地が悪ければ本来の性能は発揮されません。

近い将来にリフォームや建て替えを検討されている場合は、耐用年数の短いシリコン塗料で十分なケースがほとんどです。無機塗料の高い耐久性を活かしきれず、費用だけかかる結果になりかねません。

木造で建物の動きが大きいと予想される住宅や、初期費用を抑えることを優先したい場合は、フッ素塗料やシリコン塗料が現実的な選択肢になります。「自分の状況に合った塗料を選ぶこと」が、何より大切です。

代表的な無機塗料の商品を紹介

「実際にどんな商品があるのか知りたい」という方のために、現在市場で広く使われている代表的な無機塗料をご紹介します。業者との打ち合わせ前に商品名を把握しておくと、提案された塗料がどういったものか確認しやすくなります。

日本ペイント「グランセラシリーズ」

国内塗料メーカーの売上トップクラスに位置する日本ペイント(通称:ニッペ)が、2024年に立ち上げた無機系塗料の新ブランドです。

グランセラシリーズには、主に2つの商品があります。

「グランセラ トップ 2液ファイン」は、ラジカル制御技術とセラミックハイブリッド技術を融合させた2液弱溶剤形の無機系塗料です。フッ素樹脂塗料を超える高耐候性・超低汚染性を誇り、コンクリート・モルタル・窯業系サイディング・金属面など幅広い素材に対応しています。

「グランセラ トップ 1液水性」は、同等の高耐候性を持ちながら、1液水性タイプに仕上げた商品です。あらかじめ調合済みで現場での混合が不要なため扱いやすく、臭気も少ないのが特徴です。

2024年に発売されたばかりの新ブランドのため、施工実績のある業者はまだ限られています。日本ペイントの高い開発力と品質管理を背景にした信頼性は評価されていますが、導入を検討する際は施工経験の有無を業者にしっかり確認することをおすすめします。
日本ペイント「グランセラシリーズ」メーカー公式ページ

グランセラシリーズを使用した施工実績



エスケー化研「エスケープレミアム無機」

国内の建築塗料市場でトップクラスのシェアを誇るエスケー化研が販売する、1液水性タイプの無機ハイブリッド塗料です。

無機成分をナノレベルで有機樹脂と複合化する独自技術により、高い耐候性と柔軟性を両立させているのが最大の特徴です。1液タイプ(あらかじめ調合されており、現場での混合が不要なタイプ)なので施工しやすく、品質が安定しやすいという点も職人から支持される理由のひとつです。

期待耐用年数は18〜20年程度とされており、防カビ・防藻性や親水性による超低汚染性も備えています。国内シェアの高いメーカーの製品ということで、流通量が多く対応できる業者も比較的多い点が安心材料です。
「エスケープレミアム無機」メーカー公式ページ

エスケープレミアム無機を使用した施工実績



プレマテックス「タテイルシリーズ」

無機塗料の専門メーカーとして知られるプレマテックスが手がける、高耐久の無機塗料シリーズです。

タテイルシリーズの中でも特に注目されているのが、期待耐用年数が約20年とされる「タテイルα」です。2液弱溶剤タイプ(使用直前に主剤と硬化剤を混ぜ合わせるタイプ)で、塗膜の強度と耐候性に優れています。

プレマテックスは審査・研修を必須とする「パートナーショップ(特約施工店)」制度を設けており、認定を受けた施工店のみが扱える仕組みになっています。塗料の性能を正しく引き出せる業者に絞って販売しているという考え方で、施工品質の担保に力を入れているメーカーです。
プレマテックス「タテイル」メーカー公式ページ

アステックペイント「超低汚染リファイン1000MF-IR」

オーストラリア発祥の塗料メーカー、アステックペイントが販売する水性2液タイプの塗料です。正式な分類はフッ素系ですが、無機成分が配合された「無機フッ素系」として位置づけられており、無機塗料に近い性能を持つ製品として紹介されることが多いです。

遮熱機能(IR)を備えており、外壁の表面温度を抑える効果も期待できるのが特徴です。塗膜を緻密にすることで汚れが付きにくくなるセルフクリーニング性能もあわせ持っており、汚れにくさと耐久性を同時に求める方に向いています。
アステックペイント「超低汚染リファイン1000MF-IR」メーカー公式ページ

商品を選ぶときに押さえておきたいこと

ここでご紹介した4商品はあくまで代表例であり、市場にはほかにも多くの無機塗料があります。大切なのは「商品名だけで選ばない」ことです。

どの塗料を使うかより、その塗料を正しく施工できる業者かどうかの方が、仕上がりを大きく左右します。商品名を知識として持ちながら、担当業者の実績・技術力・説明のていねいさを合わせて確認するようにしてください。

無機塗料を選ぶなら「施工業者選び」が最重要

塗料の性能はもちろん大事ですが、実はそれと同じくらい、あるいはそれ以上に重要なのが「誰が施工するか」という点です。どんなに優れた塗料でも、施工が適切でなければ本来の性能は発揮されません。

無機塗料は「施工技術」で仕上がりが大きく変わる

無機塗料は、シリコン塗料などと比べて施工の難易度が高い塗料です。下地処理の精度、塗料の希釈率、塗り重ねのタイミング、乾燥時間の管理など、細かい工程すべてに正確さが求められます。

施工経験の少ない業者が担当した場合、早期剥離・ムラ・ひび割れといった施工不良が起きやすく、せっかく選んだ高性能塗料が台無しになることもあります。

「良い塗料を選べばそれでいい」というわけではありません。その塗料を正しく使いこなせる職人が施工してこそ、無機塗料の本来の性能が引き出されます。業者に相談する際は、無機塗料の施工実績を具体的に確認することをおすすめします。

自社施工の業者を選ぶべき理由

外壁塗装を依頼するとき、もうひとつ大切な視点が「自社施工かどうか」という点です。

大手ハウスメーカーや工務店に依頼した場合、実際の塗装工事は下請け業者が担当するケースが少なくありません。元請けと下請けの間で中間マージンが発生するため、コストが余計にかかるうえ、現場管理の目が行き届きにくくなります。特に技術力が求められる無機塗料の施工では、この管理の甘さが仕上がりの差に直結します。

自社施工の塗装業者であれば、打ち合わせから施工、アフターフォローまで職人が直接対応してくれます。中間マージンがないぶん費用を抑えながら、施工品質も職人が責任を持って管理してくれるので、安心して任せることができます。

ペイントGOに登録している塗装業者は、すべて「自社施工管理の職人直営店」のみです。下請け業者が工事に加わることはなく、お名前・ご住所などの個人情報の入力なしで見積もりシミュレーションも可能です。無機塗料の施工を検討している方は、まずお気軽に確認してみてください。

まとめ

この記事では、無機塗料の基本的な意味から、特徴・メリット・デメリット・費用感・向き不向きまでをお伝えしてきました。

無機塗料は、耐用年数・耐候性・防汚性・難燃性において、現在の外壁塗装用塗料の中でも最上位クラスの性能を持っています。初期費用は確かに高めですが、塗り替え回数が減ることでライフサイクルコストを抑えられる可能性があります。

一方で、ひび割れのリスクや施工業者の技術力への依存、外壁材との相性など、事前に確認すべきポイントもあります。「高いから良い」でも「高いから迷う」でもなく、「自分の住宅の状況と将来のプランに合っているかどうか」で判断することが大切です。

そして、塗料選びと同じくらい重要なのが「誰が施工するか」という点です。技術力のある自社施工の職人に依頼することが、無機塗料の性能を最大限に引き出すための鍵になります。

ペイントGOでは、個人情報の入力なしで気軽に見積もりシミュレーションができます。「まだ相談するほどではないかも」と感じていても、気になることがあれば一度のぞいてみてください。正しい選択は、正しい情報と信頼できる職人との出会いから始まります。

「近くで信頼できる外壁塗装業者を選びたい」「外壁塗装業者の選び方がわからない」という方は、ぜひ「ペイントGO」を活用してみましょう。

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この記事を監修した塗装職人

大阪府八尾市を中心に活躍する塗装職人。
提案する工事内容や工事価格へのお客様満足度が高い。
仕事に対して常に向上心や探求心を持ち、より綺麗な仕上がりや効率の良い施工方法などを常に考え日々努力しています。 お客様への細やかな説明を何より大切と考え、不明点などが残らないように丁寧にお伝えできるよう心掛けています。

外壁塗装の豆知識を読んでいただきありがとうございます。

おつかれさまでした。
ここまでコラムを読んでいただきありがとうございます。
あわせてお読みいただきたい外壁塗装の豆知識をご紹介しますので、ぜひご一読ください。

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