お客様のお悩みやご依頼のきっかけ
大阪府八尾市の株式会社A様より、社宅のリフォームで室内塗装のご依頼をいただきました。
提案内容
室内の壁や天井のリフォームではクロスの張替えが一般的ですが、塗装は色のバリエーションも多く、塗装にしか出せない質感があります。
お客様とご相談の上、清潔感と温かみのあるベージュと白にて塗装を行いました。
先日行った社宅の室内塗装の様子をご紹介していきます。
室内塗装施工の様子
養生
全体養生をしてから、塗装を行います。
室内塗装では特に養生が重要なポイントです。大切なお客様のお住まいにペンキが飛び散らないように慎重に養生を行います。
しっかり養生をしてから作業に移ります。
天井塗装
まずは天井の塗装から。下塗りと上塗りの二回塗装で仕上げていきます。
▼下塗り
▼上塗り
木部
次は木部の塗装です。
木部の塗装は、木目を残す場合と残さない場合があり、今回はお部屋の色に合わせてというご希望でしたので、白で塗装をいたしました。
こちらもまずは下塗りを行います。
木枠部分は止まりが悪いため、上塗り2回目を塗装します。
内壁の下塗り
内壁の下塗りに入ります。
細い部分は刷毛、太目の箇所はローラーと使い分けることによって飛散を最小限に抑えた塗装ができます。
内壁の下塗りも完了です。
下塗りは業者によってはよく確認したほうがいいケースがあります。
それは、塗料の濃さです。
薄めれば薄めるほど、早く塗れるため、作業スピードを早めるために薄い塗料で一気に下塗りを行う業者もいます。
そうすると、作業スピードは確かに速いですが、下地が薄っすらと見えてしまいます。
そうなってしまうと、上塗りを行う際にどうしても色の変化が生まれてしまいます。
ですので、適度な濃さで下地が見えないように塗っていくことが大切です。
こちらは台所と居室の壁の中塗りです。
室内塗装には日本ペイントの「水性ケンエース」を使用しました。
VOC1%以下、F☆☆☆☆を実現し、室内で安全に使用できます。また少しくらいのヤニやシミも隠してくれます。
室内塗装にはほかにも安い塗料もありますが、池本塗装ではより品質の高い塗料で良い工事をご提供するため水性ケンエースを使っています。
こちらも上塗りを二回行って仕上げていきます。
玄関ドア
玄関ドアのような鉄部には下塗りとして錆止め塗料を塗ります。
錆がある場合はきれいに錆を落としてから錆止め塗料を塗ることで、錆の発生を抑えます。
錆止めは塗料によって錆を抑える効果が大きく変わります。
安い錆止めの寿命は早くて2年も経てば効果はなくなってしまいます。
どのぐらい錆を抑えれるのかも業者に聞いてから工事をしてもらいましょう。
玄関ドアも中塗り上塗りで仕上げます。
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浴室
こちらは浴室の塗装です。
浴室の壁と天井も下塗り、上塗りで仕上げていきます。
一部破損していた箇所も補修して塗装を行っております。
浴室の床には防水塗装を行います。
トイレ
トイレはクロス張替のイメージがあると思いますが、塗装でも可能です。
クロスとはまた一風変わった温かみのある印象になります。
完工
優しい白で統一された空間に生まれ変わりました！
塗装にはクロスにはない質感を出すことが可能です。
クロスにはクロスの良さがありますが、塗装には塗装の良さがありますね。
最後は清掃で終了です。
池本塗装では、必ず清掃を行ってから現場を離れます。
お伝えしたいこと
最近では室内塗装もDIYが人気です。
しかし室内塗装は使う塗料や工法も外壁以上に考えなければいけません。
何事も自分だけの知識で挑もうと思うのは、返ってリスクが生じます。
もしもご自分でやる場合でも、まずは業者さんに問い合わせて話を聞くことをおすすめします。
DIYでは注意すべき点がたくさんあります。
匂い、補修等、素人目線ではなかなか見つけづらい部分も多々ありますので、少し予算をかけてでも最初から業者に依頼するほうが、結果的に料金が安くなることもあります。
| 現場住所 | 大阪府八尾市 |
|---|---|
| 施工内容 | 室内塗装 |
| 施工箇所詳細 | キッチン、居室、トイレ、浴室の各天井と壁、玄関ドア、浴室の床の防水塗装など |
| 外壁使用塗料・塗料色（上塗り） | 室内塗装：水性ケンエース（日本ペイント） |
