

お客様のお悩みやご依頼のきっかけ
八尾市のN様より、倉庫の錆が気になるということで、メンテナンスのご相談をいただきました。
提案内容
現地調査にうかがうと全体に錆が目立つ状態です。
まだ内部まで傷んでいるような状態ではないため、しっかりとケレンで錆を落として屋根塗装を行うご提案をさせていただきました。
こんにちは。池本塗装、広報担当です。
八尾市のN様倉庫よりご依頼いただいた倉庫の屋根塗装の様子をご紹介します。
施工の様子
施工前の様子
こちらは瓦棒屋根です。全体にかなり錆が目立つ状態です。
瓦棒屋根は金属屋根で、長尺の金属屋根を縦に重ねて張っていきます。横に遮るものがないため排水性は高いのですが、重なり部分(写真の四角に盛り上がった部分)に芯木として木材を使用しており、その木材の腐食が起こりやすい屋根です。
このように錆が全体に出てくると穴あきによる雨漏りも懸念されるため、定期的な塗り替えが必要です。
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ケレン清掃
金属箇所には、このケレンという作業が欠かせません。
ケレンとは錆や汚れを落とし、さらに目を荒らすことで塗料の付着を高める作業です。
このケレン清掃を怠ると、塗り終わりにムラや亀裂が入る可能性があるため、必ず行わなければいけません。
全体に錆があるため、ケレンに時間がかかりますが丁寧に行っていきます。
高圧洗浄
ケレン清掃を終えた後に高圧洗浄を行いました。
高圧洗浄をすることで、ゴミを除去し、劣化部分を予め把握することができます。
錆止め塗装
次は錆止めを塗っていきます。錆止めを塗装することで、その名の通り錆の発生を防ぐことができます。
塗料にもよりますが、15年~20年錆止めが期待できる塗料もあります。
錆止め塗装が完了しました。
ダメ込み
ダメ込みで中塗り作業です。
ダメ込みとは、外壁や屋根を塗装をする時に、ローラーが届かないような細かいところを先に刷毛で塗ることを指す塗装の専門用語です。
基本的にはローラーと刷毛で作業を分担することが多いです。
こうすることで事前に塗り残しや、ペンキの垂れを防ぐ目的があります。
上塗りダメ込みです。
中塗り
次に中塗りの工程に入ります。
昨日ダメ込みの上塗りまで完了しているため、一気に中塗りを進めていきます。
今回仕上げ塗料に使用したのは「ヤネフレッシュシリコン」。スレートだけでなくトタン屋根などの金属屋根の塗り替えにも適した塗料です。
上塗り
中塗りの次は、同じ塗料で重ね塗りを行う上塗りに入ります。
こうして重ねて塗ることで、塗料の効果を発揮するための厚みを確保し、また凹凸のないきれいな塗膜を形成します。
施工後の様子
屋根には緑がよく選ばれます。
白色が遮熱の観点では最も効果が高いのですが、汚れが目立ちやすい欠点があります。そのため緑のような中間色が人気です。
錆が目立つ屋根が錆止めも行い、まるで新品のように生まれ変わりました。
清掃
最後は全員でケレン時にでたカスの掃除を行い完工です。
池本塗装ではこの清掃をとても大切にしています。
作業がいくら完璧でも、ごみを残していく塗装屋は塗装屋ではありません。
池本塗装は、作業中に出たごみやカス等は必ず最後に清掃を行い、もともと入った時の状態よりも綺麗にして帰ることを心がけています。
工事によって改善された点
錆が目立つ状態の屋根の錆をしっかりとケレンを行い、錆止めした上で塗装をしましたので、雨漏りのリスクが軽減されました。
また塗装によって防水性と錆から守る力が回復しています。
お伝えしたいこと
金属屋根にとって錆は大敵です。
放置するとどんどん拡大してやがて穴をあけてしまいます。
定期的な塗装によって長持ちさせることができます。
錆が多くなるとケレンに手間や時間がかかり、その分費用も高くなるため、あまり錆ができないうちに塗装を依頼することをおすすめいたします。
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八尾市で戸建てや倉庫の屋根塗装や外壁塗装をお考えの方は是非池本塗装にご依頼ください。
現場住所 | 大阪府八尾市 |
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施工内容 | 倉庫の屋根塗装 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 約1週間 |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | ヤネフレッシュシリコン |