
熱膨れとは、塗装後に塗膜内部に含まれた空気や水分が熱によって膨張し、塗膜が部分的に膨らんでしまう塗膜欠陥の一つです。
適切な材料選定や施工方法がなされなかった場合に起こる施工不良です。
夏は強い太陽光の影響で外壁表面の温度が高温になりやすく、特に熱膨れが発生しやすい季節です。中でも濃色系の外壁は熱を吸収しやすいため、淡色の外壁に比べて熱膨れが生じやすい傾向があります。
また、弾性塗料を使用している場合も熱膨れが起こりやすくなります。弾性塗料は塗膜が伸びやすく、ひび割れを起こしにくいというメリットがある一方で、熱によって塗膜が膨張しやすく、膨れの原因となることがあるためです。
そのほか、高圧洗浄で使用した水分が十分に乾燥していない状態で塗装を行った場合や、下塗り後の乾燥時間が不十分な場合にも、塗膜内部に水分が閉じ込められ、熱膨れが発生しやすくなります。
熱膨れが起こると塗料が剥がれてしまい、剥がれた箇所から水が侵入して塗膜の劣化が促進されてしまいます。熱膨れを防ぐためには適切な工程を踏むことが重要です。
































