お客様のお悩みやご依頼のきっかけ
足利市にお住まいのお客様より屋根塗装のご依頼です。
ご自宅の屋根の色褪せや汚れが気になると、弊社にご相談をいただきました。
調査の結果、経年劣化による塗料の劣化が進行しており、メンテナンスが必要な状態であることが確認されました。そのため、屋根塗装をご提案させていただきました。お客様からは、予算をなるべく抑えたいとのご希望がありましたので、今回の施工は、はしごで塗れる範囲に限定して塗装を行っております。
今回は足利市にておこなった屋根塗装の様子をお伝えします。
施工前
塗装前のスレート屋根の様子です。
既存の屋根には、塗装の剥がれによる色あせやチョーキングが見受けられました。
施工中の様子
下塗り
屋根に限らず塗装工事の基本は、下塗り+中塗り+上塗りの3回塗りです。
はじめに下塗りをおこないます。下塗りは、塗装面のひび割れなどの補修効果と上塗り塗料と建材を密着させる糊のような役割があります。また下塗りは、塗装面の劣化が激しい場合などは、2回行うなど現場毎に臨機応変な対応が必要な工程です。
大屋根だけでなく、下屋根にも下塗りをおこないます。
下塗りが完了しました。
下塗りが終わった後は、塗料メーカーが定める乾燥時間を守り塗料を乾かします。
この乾燥時間を守らず、工期を短縮したいが為に手抜きをおこなう業者もいるので注意が必要です。
乾燥時間を守ることで、この後塗布する上塗り塗料の性能を最大限発揮することが出来ます。
中塗り
中塗りからは色を付けていく工程です。
中塗りには日本ペイントの「パーフェクトベスト」を使用しました。
こちらの塗料はラジカル制御型であり、塗料が劣化する原因である「ラジカル」という物質の発生を抑制することで、塗料の耐久性を向上させます。また、防カビ・防藻性にも優れており、さらに26種類もの色のバリエーションがあります。
上塗り
中塗りの乾燥時間が経過した後、上塗りをおこないます。
中塗りと上塗りは同じ塗料を2回に分けて塗っていきます。
どんなに腕の良い職人であっても一度に大量の塗料をムラなく塗ることは不可能で、どうしても塗りムラや施工不良がおこります。
また上塗りは家の美観を決定づける仕上げの工程です。中塗りで生じた色ムラや気泡を覆い隠し、雨風や汚れから屋根を守る効果があります。
完工
これにて完工です。
塗装前の状態と比べても黒ずみなどがなくなり屋根の見栄えが良くなりました。
担当者からのコメント
この度は、honest1にご依頼いただき誠にありがとうございました。
スレート屋根は、セメントを主成分として造られており屋根材自体には、元々防水機能がなく塗装することで表面に防水層を形成させます。そのため、表面を保護する塗装が剥がれてしまうと、スレートが水分を含んだ状態になりコケなどが生えてきます。
屋根に限らず外壁も塗装が劣化してくるとカビやコケが生えてくるので、そのような状態を発見された場合は、防水性が低下しているサインですので、早期のメンテナンスが必要です。
放置してしまうと、建物内部に水分が染み込んでしまい雨漏りなど資産価値の低下に繋がります。
足利市にて外壁塗装や屋根塗装など塗装工事のご依頼は、honest1にご相談ください!
▷参考記事:スレート(カラーベスト)屋根の特徴や長持ちさせる為のメンテナンス内容をご紹介
現場住所 | 栃木県足利市 |
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施工内容 | 屋根塗装 |
施工箇所詳細 | 屋根 |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | 1液ベストシーラー(日本ペイント) |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | パーフェクトベスト(日本ペイント) |