お客様のお悩みやご依頼のきっかけ
賃貸不動産オーナー様より、テナントの鉄部柱が錆びつき、塗装が剥がれているとのご相談をいただきました。原状回復の塗装工事ができないかという内容でした。
提案内容
現地調査の結果、鉄部柱にはかなりの腐食が見られました。そのため、まずはケレン作業(錆をしっかりと除去する作業)を行い、その後再塗装を行うことで、腐食防止と外観の回復を図るご提案をいたしました。この方法により、鉄部の寿命を延ばし、美観を回復させることができます。
大阪府枚方市にて行った塗装工事・鉄部塗装のご紹介です。
施工前
こちらが施工前の様子です。塗装が剥がれ落ちているのが確認できるかと思います。皆さんも、公園の遊具や古い建物の鉄柱で、こういった状態を目にしたことがあるのではないでしょうか?これは塗料の付着力が失われ、一体性が崩れている状態です。
鉄部には通常、ペンキや防錆塗装が施されています。これは金属が酸化し、錆びるのを防ぐためです。鉄は時間とともに錆びて劣化し、最終的にはボロボロになり、穴が開いてしまうこともあります。こうした典型的な劣化現象を防ぐためにも、定期的なメンテナンスが必要です。
完工
こちらが施工後の様子です。今回の手順は以下の通りです。
①ケレン
まずは既存の錆をしっかりと撤去しました。ケレン作業は、古い塗膜や錆を残さず取り除く非常に重要な工程です。これを怠ると、防錆処理の効果が十分に発揮されません。
②錆び止め塗装
錆び止めには、〈ハイポンデクロ〉を使用しました。この塗料は強力な防錆効果を持ち、鉄部を錆から守ります。
③上塗り
上塗りには、日本ペイントの〈ファインウレタン〉を使用しました。この塗料は耐久性が高く、美しい仕上がりを長く保つことができます。
特にケレン作業が鍵となり、この工程がしっかりできていないと、その後の防錆処理や塗装の効果が薄れてしまいます。
担当者のコメント
この度は「R-CRAFT」にご依頼いただき誠にありがとうございます。
鉄部の表面に錆が発生したまま放置すると、どんどん進行し、最終的には鉄自体がボロボロに崩れてしまいます。室内の鉄柱だけでなく、梅雨時期の雨で、門扉、雨戸、アルミフェンス、自転車のチェーンなども影響を受けやすくなります。
水分に含まれる酸素や、酸性雨の影響で、錆がどんどん広がるリスクが高くなるのです。錆の進行を防ぐには、早めのメンテナンスが重要で、腐食が進んで強度を失う前に、塗り替えを行うことをお勧めします。
大阪府枚方市にて塗装工事をご検討の際は、ぜひR-CRAFTにご相談ください。
現場住所 | 大阪府枚方市 |
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施工内容 | 鉄部塗装 |
施工箇所詳細 | テナントの柱 |
施工期間 | 1日 |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | 錆び止め:ハイポンデクロ |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | ファインウレタン〈日本ペイント〉 |