赤錆(あかさび)とは、鉄部の表面に発生する赤色のサビのことです。
正式には「酸化第二鉄」と言います。
鉄は水分の中のミネラルや塩に触れることで酸素と結合し酸化鉄になりますが、これが赤錆です。
一方、黒色の錆は黒錆と呼ばれますが、黒錆は結合が安定しているためあまり酸化が進みません。
しかし、赤錆は結合が不安定な錆のため、放置してしまうとさらに腐食が進行してしまいます。
この赤錆に含まれる「酸化第二鉄」を抑制し、錆の進行を防ぐのが「錆止め塗料」で、結合が安定した黒錆へと変化させるのが「錆転換塗料」です。