浮き(うき)とは、塗膜の劣化症状の一つで、塗膜機が外壁から剥離し浮き上がった状態を指します。
この症状は塗膜の劣化が原因という場合だけでなく、施工不良が原因で起こることもあります。
塗装工事に入る前の高圧洗浄やケレン作業を疎かにし、外壁に汚れやゴミ、サビなど不純物が残ったまま塗装をしてしまうと、その箇所は外壁と塗膜の間に空間ができてしまいます。
その隙間の空気が寒暖差などによって膨張し、塗膜を内側から押し出すため塗膜が浮いたり剥がれたりするのです。
調査方法としては打診棒、テストハンマーを使用して目視による診断を行います。